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らー麺 ZEN@JR草津駅前:牛骨らー麺(醤油らー麺)唐揚げセット

自分が食べ歩くペースだと、気になるお店、新しいお店を次から次へと食べ歩くというには途方もなく遅いテンポにまぁなってはしまうわけだが、そこはそれ「できる範囲でムチャしない」っことも、生きていく上では大切なことではなかろうか。ということで、JR草津駅前の好立地にいつの間にやらオープンしているこのお店、ラーメン店としては2017年3月頃に開業し、以前は「美食バルZEN」だったところをラーメン店としてリニューアルさせた様子。
事前に情報を集めることなくふらっと寄ってみた。そういうことなので、このお店が「牛骨」のラーメンを食べさせるお店だと知ったのは、店先に来た時のことだった。そして、牛骨の他にも、シジミだとか、エビだとか、アサリだとか...外から見る限り、割と意欲的なイメージ。
昼営業時にはプラス250円でげうざorカラーゲ+ごはん+香の物セットメニューが選べるそうな。あー、ほな、コレいっとこか。
外に掲出してあるメニューをひとしきり眺めた後で、店内へ。カウンター席のすみっこに着席。テーブルに置いてあるメニュー表をあらためて眺めてみると...、外には掲出してあった「牛骨ラーメン」が、ない。代わりに「塩らー麺」「醤油らー麺」、そして「貝 鮮らー麺」「チャーシュー麺」となっている。うーむ、これは、どういうことか。外に掲出してある「牛骨らー麺」は、昼営業では提供していないのか、それとも、近頃メニューを見直した結果、「牛骨らー麺」はメニュー落ちとして、塩と醤油の二本柱で営業することにしたんだけど、外に張り出してあるメニューはまだ古いままになってしまっているということなのだろうか?と、あれこれ詮索しながら、とりあえずココは目の前で確認できるモノで選ぶことにして、塩か醤油かちょっと迷って結局「醤油らー麺」を唐揚げのセットで注文することにした。
ところがだ。このあと、私のトナリに新たな客人が入店してきた。彼はカウンターテーブルに置いてあるメニューを見ることもなく、席に着くなり「牛骨らー麺!」とハッキリ声に出して注文した。
そして、それを聞いた店員さんはこう言った。
「塩らー麺ですか?醤油らー麺ですか?」
それを聞いたトナリの新たな客人、一瞬、怪訝な表情を浮かべた。きっと「自分が注文したのは塩でも醤油でもなく、牛骨だ」と言いたかったのだと思う。さらに、店員さんは「牛骨らー麺」は塩か醤油のどちらかを選んでくださいと宣った。
このやりとりを聞いていて、やっと分かった。
つまり、カウンター席のメニュー表にある「塩らー麺」「醤油らー麺」は、それぞれ「牛骨らー麺」の塩味・醤油味である、ということなのだ。
お店の関係者や、常連のあいだでは「ソレが当たり前」なのだろう。
しかし、初めて訪れた身にこのメニューの書きぶりは、「牛骨らー麺」とは「塩らー麺」「醤油らー麺」とは別のメニューであるという誤解を招いてしまう。現に、自分もそうだった。トナリの客人も、そうだった。
これについて、メニューを「牛骨らー麺・塩」「牛骨らー麺・醤油」としておくだけで要らぬ誤解を生まないで済むと思うのだが....。
して、やってきた注文の品。先にラーメンがやってきて...
程なくしてセットのゴハン・カラーゲ・香の物がやって来る。
カラーゲは、小ぶりながらもカラッと揚がってて。
醤油らー麺は、なるほどホンノリ牛骨ダシ。大阪・北浜「ぶっこ志」のような白濁スープとはまた違い、ここでは貝のダシと合わせてくる。平打ち中太麺のツルシコ感は啜っていい感じ。チャーシューの代わりに載るニクは、コマ切れ肉のボイル。メンマにはなにやら独特のトロみのあるタレ。それにしても、ウシの骨の味わいで食わそうとしているのか、牛の独創性より貝の旨味を味わわせたいのか、それとも牛の貝の組み合わせの妙を目指そうとしているのか…一体どこに向こうとしているのか。
らー麺ZEN (ラーメン / 草津駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.0
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