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麺屋 裕@山科区東野百拍子町:蟹塩そば

桜の見頃はとうに過ぎたが、シバザクラがいい感じになってきているGW前半。それはそうと、山科に開店した麺屋 裕だ。

御陵で山科初のつけ麺として麺屋夢人を始め、さらに椥辻のヒカリヤで麺屋真斗を始めた2012年、伏見区深草に移転し山勝麺三を始めた2013年、そして北野白梅町で「麺屋 裕」の屋号でブレイクし始めた2015年。さらにはフランスのタイヤ屋さんがビブグルマンに選んだとかで、なんかエライことになってきた2016年。なのに2017年になって、移転を前提とした閉店に。その後具体的な移転先がどこになるのかはしばらく不明だったが、やがて情報筋から「山科になるらしい」という話が聞こえてきて、さらにしばらくして「具体的にココになる」と知った場所は、かつて十代だった頃にせっせと通ったレンタルレコードの黎紅堂があった所だって、どうでもいい情報ですねー。2017年4月27日にここで開店した翌々日の土曜日、さっそく赴いてみた。

移転オープンの祝い花多数。開店時刻1時間前にポール狙ったが、すでに先客5名の6番手。ヨミが甘かった。お店駐車場はないが、お店近くにはコインパーキング多数。昔は建物だった所が、どんどんとコインパーキング化してる感じ。

開店前にあらかじめメニューをもってきてくれてオーダーを取ってくれた。すべてのメニューを試してみたい所だが、一杯を美味しく味わっておこうと「蟹塩そば」を注文。

北野白梅町時代から自家製麺だったが、壁に飾ってある25kg袋によれば京都の井澤製粉一択の様子。

 さてさて、久しぶりに味わう蟹塩!個人的に、コレを山科で味わうことができるのは、全く嬉しい限り。

月並みな表現しかできないが、あっさりとしたスープに蟹の風味がネガ一つなく巧く乗っかっているのが最高に美味い。丁寧に刻んだネギや柚子がこれまたいいアクセントになる。甘い味付けの姫竹もこのお店ならではの特徴。チャーシューは豚と鶏の二種をデフォルトでのっける。ちょっと平打ち気味の麺もよく合う合う。メニューには「手打ち麺」とあるが、本当に麺切り包丁で手切りしてるのかどうかはともかく(もしそうであるなら麺の幅がきちっとそろった均質感は見事である)、啜り込んで咀嚼してみての食感は上々。もうすっかり夢中になってスープも平らげてしまうのだが、スープの中にはワタリガニの殻がちょこっと残ってたりするのはリアルでいいけど、出汁を鉢に移すときにザルの網目を通過させればいいのになぁ。
そんな細々はともかく、この味が山科で復活したのはとにかく嬉しい、ありがたい!蟹塩以外の塩・醤油も、次に食べに行く時が楽しみだ。

 

麺屋裕ラーメン / 東野)
昼総合点★★★★ 4.5

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