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大砲ラーメン 本店@福岡県久留米市通外町

台風25号の接近でフェリーの着岸が遅れた結果、新門司から熊本までの往路は高速道路を一気に走ることになってしまったが、復路はのんびりとドライブ。せっかく九州に来て、せっかく久留米あたりを通るのだから、やはり九州の代表的な豚骨ラーメンを味わっておきたい。豚骨ラーメンの発祥は「南京千両」というお店だとは聞くところ。また「国道系」の24時間営業な「丸星中華そばセンター」なぞも候補には挙げたが、結局足が向いたのはココ大砲ラーメンの本店。とりあえず、京都に来たらたかばしのアキラか新福菜館行っとくか、みたいなノリに近いかもしれない。とにかく、福岡県でラーメンを食べるのは、実は今回が初めてなもんで、代表格的な存在を、とりあえずは食べてみようということで。

現地に着いたのは正午を過ぎた頃。丁度ピーク時。

創業以来、隣近所の土地が売りに出たりすると直ぐさま買ったのだろう。お店周辺の、元は宅地だったと思しきいたるところが駐車場になっており、幸いそのおかげで、ピーク時にもかかわらず、余裕で駐車することができた。いつもはどうなのか知らないが、三連休ということもあってか、駐車場の案内担当のスタッフがスムースにクルマを導いてくださった。お店の前にはたくさんの外待ち客がいるが、ウエイティングシートに名前を書き込んで順番を待つシステムなので、行列することもなく割とゆったりと過ごすことができる。

その間に、メニュー表をじっくり眺め、何を注文するかをじっくり検討。今回、同行者と計3人での訪店。私は「昔ワンタンメン」同行者1は「ワンタンメン」、まだ一応学生である同行者2は「学生ラーメン」を選択。

やがて、カウンター席に案内される。店内、木津の無鉄砲にやってきた時と同じような豚骨のカホリが漂う。手荷物をおくことのできるカゴとか、接客サービスは細やか。お冷の代わりに冷たい緑茶。

テーブル上の味変アイテムはすりごま、洋コショー、紅ショウガ、おろしニンニク、ラーメン用からしニンニク。

厨房内のスタッフは複数いて、それぞれ麺場、スープ、具の盛り付けと役割を分担。テキパキと作業が進む。

そして出来上がってきた昔ワンタンメン。バラエティに富む具材に泡泡としたスープ。彩り豊かなビジュアル。

豚頭は...使っていないのかな?語弊があるかもだけど、無鉄砲の豚骨スープをライトにした感じを低加水細麺で味わう感じ。

大砲ラーメンにワンタンメンあること自体、ここにやってくるまで知らなかったが、トゥルンとした皮に包まれた肉を豚骨スープとともに味わうのはなんともエエ感じ。背脂を揚げた揚げ玉も、あとでちょこっと味見させてもらった「定番まろやか系」のラーメンとはなるほど一味違った味わいに加味しているかな。

そして一気に完スペ。鉢の底には骨粉が残る。

で、コチラが「昔ラーメン」ではない定番まろやか系スープのワンタンメン。

さらに、学生ラーメン。具材がシンプルだが、これでもナカミは十分で、物足りない感じはない。廉価にたっぷり味わうならコレに替玉を追加かな?ってもう学生じゃない自分は注文できないけど。

とにかく、これでやっと「九州の豚骨ラーメン」をいうものを初めて味わうことができた。本やネットで得た情報から「久留米のラーメンは、博多のそれより濃い」というような刷り込みが自分の中には長年あったが、実際に食べてみたら、思っていたより濃密ではなかった。だからといってダメというわけでなく、滋賀や京都で日頃から味わう豚骨ラーメンのほうが九州のソレよりもよほど濃厚なものが多い、ということなんだろうなぁ。やはり、百聞は一食に如かず、だ。

 

大砲ラーメン 本店ラーメン / 櫛原駅西鉄久留米駅
昼総合点★★★★ 4.0

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