京都らーめん祭りin福島鰹(株)@堺町御池

おっ、普段ならあり得ないようなところに早くも行列ができている。
この日は、以前からこんなトコや、こんなトコや、こんなトコや、こんなトコや、こんなトコや、こんなトコで告知されていたイベントに訪れてみた。

京都限定ラーメン通販サイト主催、「京都千丸しゃかりき」&一乗寺の「ラーメン荘夢を語れ」の二店が、通販用限定ラーメンのプロトタイプを一日限定で販売するというイベント。今回は、既存のラーメン店ではなく、福島鰹株式会社の本社社屋にサテライト店舗を設けて開催するという趣向だったため、「いつも前を通るあの店で何かやってる」というものではなかった。が、ちゃんと情報チェックしている人ってけっこういるのね。「開店前」にはすでに50名程度の行列が高島鰹社屋前にできていた。

 

中央のブルーシートを境にして、左に「夢を語れ」側、右に「京都千丸しゃかりき」がスタンバイ。午前11時、威勢の良いかけ声とともに開店。

まずは、しゃかりきの「海老鶏白湯ラーメン」からいただいてみることに。
 濃厚に煮詰めた鶏白湯のダシ。

麺は大鍋にテボを使って茹でられる。目の前で実にリアルに作業は進められる。(作ってる方も見てる方も、それなりに暑いけど)

ラーメン鉢に醤油ダレと海老のパウダーを落としたところ。

鶏白湯のダシは雪平で一杯分ずつを温めて鉢に注ぐスタイル。

できあがったラーメンとともに、テーブル席へ移動。この後、席はたちまち満員となった。

 

海老の風味はあんまり前に出てこなかったかな?海老の粉末を溶かし込むより、海老油を作って浮かばせるなどした方が効果的かも。鶏白湯の濃厚感と、棣鄂製の切刃番手14番の縮れ麺との相性が実に良く合っててウマイ。これで500円という価格は今どき実にお得。

さらに、本日をもって、自らが開店した一乗寺の「ラーメン荘 夢を語れ」を離れ、しばらく東京に修行にでるという店主、西岡氏が作る濃厚豚骨とチゲ味噌を組み合わせたラーメンをいただくことにする。

...それにしても豪快な麺の計量である。どうやら、鍋に放り込む一回分の量を量っているようだ。

そして麺は、しばらくのあいだ鍋の中で泳ぐ。

同時進行で味噌ダレがセットされ、

豚骨ダシが注がれる。

 

連食につき、普通サイズ麺量200gのところを半分の100gにしてもらい、さらにヤサイ(=モヤシ)スクナメで注文。見た目ほどの強烈な辛さはなく、味噌ダレと豚骨ダシの相性よろしく、

「夢を語れ」系列独特の平打ち太麺特有のザックリとした感触がよく合っていてウマイ。今後、東京で修行したのちの進化が楽しみだ。

さらに、せっかくなので、しゃかりきの梶さんによるこの日限定の「つけそば」をいただく。

さきほどのラーメン用の鍋の横にセットされたつけそばの麺茹で専用の寸胴。コチラはうどんのソレと同じ手法で茹でられる。

梶さんが見せてくれた寸胴のナカミ。こういう画を見ると、気持ちが高ぶって来る。(変態?)

ってことで、つけそば完成。あ、ちなみに今回、器は持参。今回の会場では発泡スチロールの使い捨てラーメン鉢で提供だったが、せっかくの限定ラーメンだし、やっぱり見栄えはよくないとね。

つけそばの麺は先ほどの海老鶏白湯と同じ切刃番手14番だけど、こちらはストレートで仕上げている。太さは同じながら、モッチモッチでチュルンチュルンの、さっきのラーメンとは全く違った食感がウマイ。

静かに熱を入れてとった清湯系のつけ汁。梶さんの作り方にしてはちょっと酸味が前にでた感じ。地鶏のダシと煮干の風味が深い、梶さんらしい品のよさ。

麺量を少なめにしてもらいながらの「全麺制覇」。(アホですね。まったく。)
こういうイベントは、作り手のライブ感を目の前にできたり、あの店この店でよく出会うお仲間さんとここでも一緒になったりetc...で、とにかく楽しいもんだ。
本日は、なんともプライスレスな休日。

 

 


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