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らーめん 来満(くま)@伏見区風呂屋町:Bランチ

午後は出張。移動の間に間に昼食ポイントとして訪れる。店主に聞くと、去る9月19日にオープンしたばかりだという。
「らぁめん満来」といえば、新宿西口の「らぁめん まんらい」だが、ココ「らーめん 来満」は、「らーめん らいまん」ではなく、「らーめん くま」だそうなので、お間違いのないように。


店内に飾ってある開店の祝い花には一乗寺の「中華そば高安」店主の名が。
店内、カウンター6席と小上がりのテーブル席が二卓。確か以前はチープシックなうどん・そば店だった店舗を居抜きでほぼそのまま使用している感。しかし、そこは新店。ぴしっと整備された清潔感が漲る。そんな店内は現在の一乗寺高安や堀川今出川の「是空」のようなポップなお洒落感の演出はなく、落ち着いた感じ。そのほうが風呂屋町商店街の風景にも馴染むだろうし、私のような冴えないオッサンひとりだと入り易い。


メニューを見てみる。つまり、ラーメンとご飯とカラーゲの組合せによる潔いシンプルさ。今回「Bランチ」をご飯スクナメで注文。それにしても先日近くに新規開店した近鉄伏見駅前の「ラー麺 陽はまた昇る」といい、ここといい、ラーメンとご飯とカラーゲ一個のセットは最近のトレンド?客の立場としては「ちょっと唐揚げも味わって見る」ができてありがたいねコレ。

で、やってきた「Bランチ」は、こんな感じ。カラシ高菜がご飯に付け合わせとしてついてくる。

ラーメンのスープはなるほど見た目も味わいも鶏・豚骨を強火で煮詰めた高安的な感じ。今年の6月に食べに行った是空のスープに比べるとわりとサラッとした印象。あえてこういう線を狙っているのか、今後より濃密な方向になっていくのか、ハテサテ?

電動のスライサーでスライスされたチャーシュー。程よい厚みでスープと絡めて味わうといい感じのタイプ。そしてキクラゲがのる。


麺もまた高安や是空とは違い、ぷるんとした食感の幾分多加水傾向のもっちりとしたストレート麺。スープの軽さに合わせた結果?
ついつい高安&是空と比較してしまうが、一杯のラーメンとしては鶏豚骨の強火煮出しのスープながらも、来満ならではの軽やかさは悪くない。このライト気味傾向が地元伏見では受け入れ易いと見たのか、それとも、今後じわじわと変わっていくのか、今はまだ未知数。

唐揚げも高安的カレー風味ではなく、オーソドックスな味付けで仕上げている。片栗粉オオメのサックリとした外側と、ジュワッとジューシーな肉のウマミ。



ひとつ気になったのは、カウンター席で私がBランチを食べている間に小上がり席に先に食事をしていた客がお店を出た後、客は私一人となった。その間、店主を含めた4人のスタッフは、じっと動かずまさに直立不動でいたこと。私自身は(ある程度慣れてしまっていることもあって)こういう状況にもさして緊張したりすることはないが、あのムード、人によっては大変プレッシャーを感じるように思う。たとえそれが本当に必要な作業でなくても、演技でもいいから、なんとなく、さりげなーく作業をしていてくれると、客の立場としてはそれだけで安心できるものなのだが...(このことは食べログ上において、他のレビュアーさんも御指摘されている点でもある)まあ、それも新店であるがゆえのぎこちなさであろう。
いずれにしてもこの界隈には、大黒、大中、玄屋等、伏見ならでは特徴的なラーメン店や、長い歴史のある中華料理店が多い。そんな中で今後どんな展開を見せてくれるだろうか。そういう点でなかなか楽しみなお店だし、また行って食べてみたいという気にさせてくれるお店である。


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【らーめん来満】
 11:30~15:00
 18:00~22:00
 水曜日定休
 075-611-7125
 京都市伏見区風呂屋町262-3
 P:なし(近隣コインパーキング利用推奨)

来満ラーメン / 伏見桃山駅桃山御陵前駅丹波橋駅
昼総合点★★★★ 4.0

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