麺処 倭@愛媛県新居浜市庄内町:限定「カマスと伊吹いりこ中華」&more

今回の四国旅、朝夕は宿での食事で昼は二日ともうどんだった。せめて最終日にだけはラーメンを、ということで新居浜あたり。クルマで訪れたが、さて駐車場はどこだろう???
と、店先には店舗真向かいにある焼鳥「鳥八 新居浜店」(麺処倭と隣接している)の駐車場をそのまま利用して良い旨が。
店内満席につき、ウエイティングシートに記名し、店内待合スペースで順番待ちを過ごす。その間にメニュー表をじっくりと眺める。注意深く見ると、清湯系・白湯系・伊吹いりこの魚介出汁の三種に細麺・平打ち麺を組み合わせたメニュー構成で、いずれも非常に魅力的に思える。
裏面にはまぜそば・トッピング・ごはん物。メニュー末尾に「ライスボール無料」というのがあって、カウンター席に居並ぶ常連さんの様子を見ていると、麺を平らげた後にコレを注文すると、アイスクリームディッシャーで掬ったボール状のご飯をポイっと入れてくれる小粋なサービスのようだった。
ブラックボードに「本日の限定そば」。
同行者1は、限定「カマスと伊吹いりこしお」を選択。
ワタシは、限定「カマスと伊吹いりこ中華そば」を選択。このお店で「中華」とは、清湯系出汁に醤油ダレのスープで仕上げたものを指すようだった。カマスだけの出汁、というのを単体で味わった経験のない私にはなんとも言えないが、サカナ系のふんだんなカホリと味わいに加え深みのある醤油味。炙ったチャーシューに丁寧に盛りつけた具材。作り手の思いが伝わってくる感じがなんとも良い。
麺はもちっとした細麺の方だったが、頼めば平打ちもリクエストできるのかしらん?さっき店内待ちの間に見かけたラーメン本に拠れば、ここの大将は、このお店を立ち上げる前には、ある製麺工場で工場長をしていた経歴を持つらしく、麺には北海道産「春よ恋」と「きたほなみ」のブレンドによる麺らしい。さらに店内を観察してみると、そこかしこに「スープパーティー製麺所」のステッカーを見かけた。
同行者2は、レギュラーメニューから白湯系「魚介そば」を細麺で注文。ひと口スープを味見させてもらうと、こちらはこちらでやはりふくよかな魚介のかほり・味わいと動物系白湯の…というとスガキヤのアレみたいなのを想起させてしまいそうだが、アレとは違って、さりとて「俺のラーメンあっぱれ屋」の洋を感じさせる作りともまた違う、また是非ココに来て再び味わいたいと思える美味さがあった。このお店もまた、選んで、足を運んで、食べてみて、ああ良かったと思えるものだった。


麺処 倭ラーメン / 新居浜駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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