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休暇村指宿@指宿市東方【2022九州へ#12】

味工房みそのを出た後、薩摩半島をのんびりと南下し、この日の宿に到着。

日本最南端の休暇村。

客室広し、12畳。

東の窓に錦江湾と大隅半島。眺めサイコー。

指宿といえばコレ、砂蒸し温泉。今回、初体験。

砂蒸し中の図。寝転んで、砂をかけられていく時、「ああ、ヒトは土葬だとこういうふうに埋められるのね….」と感じたりして。10分少々砂に埋もれたら大量の汗。なかなか面白かった。

夕食はココで一番廉価な「いぶすきたまて箱」コースハーフビュッフェプランに薩摩三大黒肉溶岩焼を追加したプランで予約しておいた。

「たまて箱」は3段重ねがボール状になっている器で提供される。上段・壱之段にはチキンカツ、中段・弐之段には旬魚のお造り。この日はキビナゴの刺身が珍しい。
下段・参之段には地魚の薬膳鍋。この日の魚は鯛だった。これと、ハーフビュッフェからセルフサービスでお好きなものをどうぞという内容。そのハーフビュッフェの方は、一応ざっと見たけど、最初は結局何も取らずに済ませた。
下段・参之段には地魚の薬膳鍋。この日の魚は鯛だった。これと、ハーフビュッフェからセルフサービスでお好きなものをどうぞという内容。そのハーフビュッフェの方は、一応ざっと見たけど、最初は結局何も取らずに済ませた。

参之段の鯛は、こんな風に鍋でいただく。薬膳鍋ということで枸杞の実なんかが入ってた。

おっと、途中で豚の角煮も持ってくてくださる。

そして、薩摩三大黒肉溶岩焼。

予約じゃなくて、当日の追加なら1日限定5食だそうな。一人前3,000円はさて、安いか高いか???

これにボトルワインを合わせてみる。

ボルゴ・サンレオ・ロッソというアサヒビールが取り扱うイタリア産。決して高くない、むしろ格安なワイン。これが美味いと思えるから、コレでいいのだ。

〆にはハーフビュッフェから鰹まぶしごはんとホタルイカの沖漬け。

また、セルフサービスのお茶もバラエティに富む。桜島子みかん焙じ茶を選んで飲んだ。仄かな陳皮香が面白かった。

そんなわけで、メリー・クリスマスイブスキ。

翌朝6時。日の出にはまだまだ早い。

朝風呂は貸切状態。ナイスっ!指宿温泉独特のトロッと塩気を含んだ湯。

朝7時ロビー集合で、休暇村スタッフがガイドしてくれる朝散歩に参加してみた。参加者、ワタシ一名だけ。ガイドさんの案内、独り占め。

で、今休暇村指宿のあるこの地域一帯にはかつて集落があったこと、戦時中は指宿海軍航空隊基地から水上機(偵察機が主な役割だったそうな)が戦争末期には特攻隊として飛び立って行ったこと、向こうに見えるは知林ヶ島で、引潮になれば歩いて渡れる砂州(「ちりりんロード」というそうな)が出来、それ目当てで訪れる観光客も少ないこと等々、単独行では決して知り得ない多くのことを教えてくださり、コレが非常に面白かった。

そして日の出もバッチリと。

そして、この周辺に多く生えているのはアコウ(赤榕)の木で、独特の生態があるということ。

手前に葉が生い茂る木も、向こうに見える葉が全部散った木も、どっちもアコウの木。一本一本、それぞれのペースで葉を生やし、散らせる。それがアコウの木だそうな。サクラみたいに集団で一斉に花を咲かすような集団行動とは真逆の、個体によって全くマイペースな樹木だそうな。

そんなだから、果実を実らせている個体もある。一応、イチジクの仲間であるらしいがその実は決して美味しいものではないようで、鳥たちも余程ほかに食べるものがない時以外は、まず啄みに来たりはしないそうだ。

その足元には不規則な土塊。ガイドさん曰く「あぁ、モグラが這った後ですねー」って、こんなの初めて見たわ。

アコウの木も枝の途中から「気根」を生やすが、コチラに見えるのはガジュマルの木。気根の生え方がアコウとガジュマルでは違うのだそうだ。
と、こんな具合で、いろんなことを学んだ朝散歩。ホント、面白かった。
このブログには書いていないが、以前に和歌山県の休暇村加太に訪れた時も、ガイドさんが案内してくれる朝散歩に一人で参加することになった時も、加太の砲台ツアーを存分に楽しませていただいた。他の休暇村でも、もしあれば、この朝散歩は逃してしまうのは絶対勿体無いと思う。
と、こんな具合で、いろんなことを学んだ朝散歩。ホント、面白かった。
このブログには書いていないが、以前に和歌山県の休暇村加太に訪れた時も、ガイドさんが案内してくれる朝散歩に一人で参加することになった時も、加太の砲台ツアーを存分に楽しませていただいた。他の休暇村でも、もしあれば、この朝散歩は逃してしまうのは絶対勿体無いと思う。

その後、朝日差し込むレストランで朝食。バイキング形式。

野菜:地産地消、旬魚:錦江湾の恵み、塩:与論島のじねんの塩、牛:鹿児島黒牛、豚:六白黒豚、鶏:黒薩摩鶏、味噌:麦麹生味噌やまぶき、醤油:かねよ甘口醤油、出汁:指宿鰹節、ほー。

午前9時30分、出発。薩摩半島の南端、長崎鼻までブラッとドライブのあと、指宿スカイラインを北上し鹿児島市内へ向かった。
休暇村 指宿 (郷土料理(その他) / 二月田駅、指宿駅、宮ケ浜駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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