がいな製麺所@兵庫県加西市和泉町:かけうどん&釜揚げうどん&天ぷらかさい盛り【2024睦月吉備播磨の旅#3】

加東市の「手打ちうどん孫心」を訪れた後、せっかくこの辺りに来たのだからココは外せないと思ってやって来た。前々から訪れてみたかった積年の宿題店でもある。駐車場にクルマを駐めたら、正面に店舗の全景が見渡せる。昨年末に「池上製麺所」に初めて訪れた時との既視感を味わう。ところで、田んぼの中の一車線道路を通り、鳥居を避けてこの駐車場に辿り着くまでのアプローチがなかなか趣深いのも、行ってみて初めて分かることだ。

屋外に掲出してあるメニュー表。

店舗入口にも同様のメニュー表がある。さらに定食モノのメニューも、ここにはある。外待ちの行列になるような混雑時にはこれらを眺めて、何を食べるか検討することになるのだろう。幸いこの日は、さほど混雑して居らず、そろそろ正午というタイミングにしてすんなりと入店できた。

店内、注文口の所にも同じメニュー表がある。ワタシは「かけうどん」、同行者は「釜揚げうどん」を注文し、天ぷらの「かさい盛り」を追加。

先に会計を済ませ、紙の番号札を受け取ったら、好きなところに座って注文の品が出来上がるのを待つ。出来上がって来たら「4番の方ぁ~」と呼ばれるので、挙手をするなり「ワタシです~」と叫ぶ(いや、そんなに叫ばなくてもいいけど)なりで応答する。

セルフサービスコーナーには天かすと生姜がある。また、コーヒー用の砂糖やミルクもあるが、これは「がいな定食」もしくは「肉うどん定食」を選んだときのアフタードリンク用のようだ。

やがて注文の品が出来上がって運ばれてくる。まず「釜揚げうどん」。「丸亀製麺」「長田in香の香」のように、湯に揺蕩わせるのでなく、器に直接盛るスタイル。これって、池上製麺所の「釜抜き」と同じだ。テーブルに置いてある「うどん用出汁醤油」をかける前に麺だけを味見させてもらう。茹でたてのホカホカ状態に麦のカホリ、味わいがダイレクトに来る。素晴らしい!

続いてワタシが注文した「かけうどん」。イリコびしばしとかそういうのでなく、節系素材と昆布等でバランス良くまとめてある感じ。

天ぷら盛り合わせは廉価版の「かさい盛り」を選択。廉価版といっても、ちゃんと海老天がある。あとはレンコンとサツマイモ。これを、テーブルに置いてある「ゆず塩」とともに揚げたてのサクサクホクホクを堪能し、また、かけうどんのダシにひたして楽しんだりして、極上のひととき。

ところでこのお店、初訪の客にはスタンプカードをくださる。店名の「がいな」とは「強い」とか「根性のある」という意味の香川の方言であるそうな。そしてこのスタンプカードにも、

また、お店敷地内の壁にも、

田んぼをバックにした幟にも、ある女性の肖像が描かれている。讃岐うどん業界には、お店の顔ともいえる有名人がよくいらっしゃるものだが、ここ「がいな製麺所」も然りかと思いきや、後から調べてみたら、池上瑠美子様の一番弟子な方がこのお店を始めたとのことで、店内に見ることの出来る肖像はすべて瑠美子様そのものだと分かった。なるほど、そういうことだったのかぁ!イママデ、ゼンゼン シランカッタ!


がいな製麺所うどん / 加西市その他)
昼総合点★★★★★ 5.0




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