タンポポ@紫野

さる8月15日を皮切りに何店かのラーメン屋さん有志の中で「京都和え麺サミット」なる企画が始まっている。
ポスターによれば、主催は「京都ラーメン店協会」。
参加予定店は「いいちょラーメン」「ラーメン荘夢を語れ」「鶴はしラ-メン」「らー麺なかにし」「ラーメンこぶ志」「京都千丸しゃかりき」「らーめんや亜喜英」「吟醸ら-めん久保田」「タンポポ」。その他交渉店ありとのことである。
どのようなきっかけから、どのような経緯で始まったものか、詳しくは知らないが、とにかく8月15日~同31日を第1幕、9月1日~同15日を第2幕とするそうな。
面白いのは、すでに老舗格と言っていいようなお店から、ついこの間オープンしたばかりの新店までもが名を連ねていること。

そこで、ここ最近訪れていないお店のうち、どちらかというと老舗格なところから行ってみることにした結果、タンポポに行ってみることにした。...ふぅーん、つけ麺もやるようになってるんだ....。知らなかった。

この鉢に盛られる一味唐辛子の花が咲くタンポポのラーメンも長いこと食べていないのだが、今日は目的が決まっているので迷わす和え麺を注文。

やがて登場した和え麺サミット第1幕タンポポ版。
なんだか、茶色い麺のスパゲティミートソースみたい(笑)。

掲示してあるメニューには、
期間数量限定冷し和えめん
800円(大盛は100円増し)
麺屋棣鄂の全粒粉麺を使用した味付けダレを和えた麺です
鷹ヶ峰水澤農園の朝採り胡瓜と自家製肉味噌を添えてどうぞ
とある。
別皿の胡瓜と自家製肉味噌を加える前に、麺に乗る青唐(?)と胡麻を混ぜた味付けダレ(というかソースというか)だけでいただく。キュンと良く冷えていて、コレだけでもなかなか美味い。

さらに、細かく包丁を入れた大ぶりな胡瓜と肉味噌、さらに一味を加えながらいただく。
まったく、「タンポポ」の普通のラーメンとは完全に違う世界の一品であるが、味付けダレの肉の味、青味のほろ苦さ、胡麻の香ばしさ、全粒粉麺のさっくりした食感とあいまってとても美味い。
ある事情通によれば、この和え麺サミットでは玉子を使うこととゴハンを添えることを、当初の一応のレギュレーションとして設定しようとしたらしい。
だとすれば、タンポポのこの和え麺はまったくレギュ-レションを無視していることになるわけだが、そんなことはどうでも良くなるぐらいに面白くて美味い一品だった。
青唐系の苦味や大ぶりの胡瓜等により、食べる人の嗜好によって好き嫌いが強く出る傾向はあろうかと思うが、タンポポが見せてくれる意外な一面を味わう貴重な機会であると思う。





コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 幻の中華そば... いいちょ@下... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (Archy)
2008-08-20 23:35:44
どもです
 タンポポの和え麺、私もいただきました。
 最初にかかっているソースのベースは何なのでしょう?青唐とゴマは判ったのですが、あとは???
 肉味噌にはメンマのみじん切りも入っていますね。歯ざわりの変化が楽しいです。
 先日のツケ麺と異なり、麺とソース(味噌)の絡みも特に問題なし。
 美味しくいただきました。
(あのキュウリって、どうやって切っているのか、シミジミ眺めましたが良くわかりませんでした。)
 
 
 
どもです (t_cognac)
2008-08-21 21:32:24
タンポポの和え麺、あのソースの原材料をすべて言い当てるのはなかなかむずかしいですね。
あの胡瓜は、鱧の骨切りよろしく細かに包丁を入れているんでしょうねぇ。
なんにしても、また食べに行きたくなる一品で。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。