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牟岐縄屋@福井県坂井市三国町浜地海水浴場:限定 中華そば

今月2度目の休日。せっかくの休み、天気もいいしお気に入りの愛車でちょっと遠出してみた。その目的地は、季節外れの海水浴場にある浜茶屋。もちろん、海水浴している客なんているはずがない。ってか、むしろ寒い。
実はココ、昨年夏にバイクで訪れ見事に振られた場所である。
夏の海水浴シーズンには随分と賑わうことであることが想像出来る規模の大きな浜茶屋。
その一角をラーメン店に設えて、数年前から営業し始めた様子。インターネットの普及がなかった時代なら無謀でしかない挑戦だが、奈良のラーメン河しかり和歌山のラーメン倉庫なり京都城陽の俺のラーメンあっぱれ屋なり、今の世の中、情報さえあればどんなに辺鄙なところでも人は訪れるものである。
ところが、券売機のボタンはいずれも売り切れ続出。「訪れた時間が遅かったのがダメなのよ!」と言われればそれまでだが。
結局大きなボタンの右端「極み煮干しそば」だけが残っていた状態。仕方ないのでこのボタンを押すことにした。仕方ないといっても、十分に期待に応えてくれるだけのポテンシャルはあるだろうて。
店内、4人掛けテーブル席×2の計8人で満席となる。店長と、もうひとりは奥さんかな?の二人で切り盛りされているが、オペレーションは極端に遅い。ウエイティングシートに名前を書いて呼ばれるのを待つ間に券売機のボタンなぞ撮って遊んでみる。
ん?「函館出口製麺」?この夏に訪れた星龍軒に麺を卸すあの麺屋さんですか。
いっぽう、唯一売り切れではない「極み煮干し」は石川製麺の麺だそうな。いかにも石川県にあるような名だが調べてみたら富山県魚津市にある麺屋さんらしい。
実はこの日、本来の目的は店主のツイートで知ったこの日の限定。行ってみたらとっくに売切でちょっと残念だったわけだが、やがて席順回ってきたら「追加で仕込んだので出せる」とのこと。ならばソレに、と私は生醤油を、同行者は塩味を注文。それにしても、さんざんヤキモキをさせてくれるぜ。結果的にありつけることになったからマアいいけど。
水と鶏とカツオと煮干しと生醤油と、の、スープ。そう聞くと今では本当に幻となってしまったロバートのまぼちゅ〜、「幻の中華そば」みたいな感じかなあ?と思って味わってみる。が、あの頃の「まぼちゅ〜」みたいな優しい味わいとはまた違い、それぞれの素材がよりギュッとダシに出ていて口の中に攻めてくる感じ。といってもそこは無化調。どぎつくなくけれども豪華な旨味が押し寄せてくる。凝りに凝った具材の一つ一つも丁寧に仕込まれていて非常に美味い。
そして、全粒粉含みの中太平打ち麺。函館の星龍軒で食べた麺とはまた違う特注麺だと思われる。もっちりむっちりと、上々の啜り込み。こりゃ来た甲斐あるわ。
同行者の塩。二人で味見比べしてみたが、今回は生醤油仕立ての方が引き立っていたと結論。というわけで牟岐縄屋、東尋坊や芝政ワールドあたりに遊びに行くなら強力にお勧めします。ただし、営業情報はよくご確認を。
牟岐縄屋 (ラーメン / 水居駅、三国港駅、三国駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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