麺食堂88@天理市蔵之庄町:中華そば醤油&煮干し

この日は同行者と「間違いなく美味い」お店に行こうということになった。で、ネット上の星座占いやなんかで「本日の吉方位」を遊び半分で調べてみると「南方が吉」だったので、じゃ久しぶりに奈良方面に向かおうということになった。現地に到着したの、ほぼ正午少し前。前回に訪れた時はかなりの行列に長い時間並んだものだったが、今回は20分ほどの外待ちで店内に通していただくことができた。
ところで、定休日は火・水になったそうだ。いつからそうなったのかは知らんけど。
この日の券売機。この日の私は「特製中華そば醤油」一択に決めていた。
同行者は「煮干し」を選択。
私はさらに「中華そば」専用の「〆の鶏ご飯」を追加。このメニュー平日は200円で土日には250円となるが、京都山科「夜鳴きや」の「めし(中)」がゴハンだけで250円なことを思えば充分許容できる価格設定。
(ところで、あの匿名掲示板で「夜鳴きやがライスを値下げするまでずっと言い続けます!」と粘着していたヤツは、今も変わらず言い続けているんだろうか?...というか、あの手の板自体が今ではオワコンか。)
で、食券購入後しばらくは店内での待ちとなる。
やがて順番が来て、着席。
このお店に行ったことがある方ならとっくにご存知だろうが、食券を買ってカウンター席に着席したところにも「お品書き」がキチンと備え付けてある。
その「お品書き」は単なるメニュー紹介というより、むしろ、それぞれのメニューの楽しみ方と、それぞれの品についての作り手側のメッセージである。
そして、食材のスペックについても詳細に書いてある。こういう解説は、無くても別に構わないが、「作り手としてキチンと食べ手に伝えておきたい」という思いがここに現れるのだろう。
で、やって来ました「特製中華そば醤油」!見るからに、コレから味わう期待感を掻き立たせるルックス。そして、立ち登るカホリ。
丸鶏の旨みと奈良県御所片上醤油を柱とする醤油感、スープに浮かぶ油の組み合わせ、ツヤッツヤの麺の啜り込み感、ひとつひとつの具材の味わいと全体のバランスの妙たるや。嗚呼。
同行者注文の煮干し、山科東野のロバートが醸すニボ感とはまた違う品の良さ。作り手としては、煮干しに取り組みだしてからまだ日が浅く、まだまだ伸び代があるとしているが、少し味見させてもらうと、シンプルにして深い旨みは(若干塩気が強かったけど)コレを狙って食べにくるだけの価値はありまくっている逸品だと感じた。
「中華そば」専用「〆の鶏ご飯(土日は250円)」。コレが、夜鳴きやの「めし」と同額。
麺を啜り切ったあと、鉢に残ったスープを注いで、また、残しておいたレアチャーシューひと切れを載っけてジルジルといただく。柚子胡椒の風味と相まって、まさに二度ウマイやつ。
ラーメン店にもいろいろあるが、食べに行ったことで幸せを感じることが確実に出来るお店となると、やはりどうしても限られる。このお店は、私の中で、そうした数少ない中のひとつだ。
ところで「麺食堂88」とは、実際にはどう発音するのが正解か?
A「メンショクドウハチハチ」?
B「メンショクドウハチジューハチ」?
C「メンショクドウパチパチ」?
D「メンショクドウエイティーエイト」?


正解は、B???

麺食堂 88ラーメン / 帯解駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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