雲呑麺のお店 たゆたふ@多治見市宝町:特製雲呑つけそば&特製雲呑麺&鮭と舞茸の炊き込みご飯

今回の二泊三日の岐阜の旅、信濃屋の支那そば以外にいわゆるラーメンを食べていなかったで、せめて帰り道には、行き当たりばったりではなく、狙いを定めて良さげなお店を探して向かうことにした。そこでヒットしたのがココ。店舗前共用駐車場はかなりの広さ。

現状、居酒屋さんでの間借り営業のお店。開店時刻30分前に現地着でシャッター&ポールゲット。30分前着は正解だったらしく、開店時刻が近づくにつれ続々とクルマがやってきて、お店の前に人だかりができ始める。
外待ちはウエイティングシート記名制。
ラーメンWalker東海2023新店部門1位の記事が誇らしげ。
今回、訪れてみようと思ったのは、話題の新店であるということもそうだが、ここでなら「浜田山たんたん亭」系列の、あの飛び切り美味いワンタンメンをいただくことができるんじゃないかと予感したから。
「御品書き」はお店の外にも掲出してあるので、開店前から何を注文するか、検討する事が出来る。
開店後、案内されたのは店舗一番奥のテーブル席。店内の雰囲気は、まんま居酒屋さん。
店内にはスープ・麺・具材についての説明文があった。
先に出来上がってきたのは同行者注文の「特製雲呑つけそば」。

麺の器。主役であるべき麺は、刻み海苔のトッピングがあることによって、ちょっと自信なさげに見えてしまうのが残念ポイント。刻み海苔は、いっそ無い方がよっぽど潔いと思うのだが、このお店の師匠格たる「支那そば大和」や、この系統の総本山たる「支那そばたんたん亭」のつけそばも、刻み海苔トッピングだったりするようだ。
透明感のあるつけ汁の中にはゴロンとチャーシュー。やはり、つけそば用のつっけ汁として若干酸味等を持たせた方向にチューンしてある。
雲呑は別皿で提供される。冷めてしまうのが少し早くなるのが欠点だが、大ぶりの肉ワンタン・海老ワンタンを単体で味わうことができる。
やがて、私が注文した「特製雲呑麺」も出来上がってくる。
肉・海老二種のワンタンに「たんたん亭」系列ならではの表面を食紅に飾ったチャーシュー。材木メンマに海苔。ビジュアル的アクセントに三つ葉。
麺もスープもカホリ・味わい上々。加えて肉ワンタン・海老ワンタンの中身プリッと皮とぅるん。小ぶりながらも叉焼のニクの旨味。しっかり仕事してあるメンマのザクボキ感。店主の修業先は東京・台東区の「支那そば大和」だそうだが、ワタシはこれを味わって、かつて東京・池尻大橋「八雲」(移転前の店舗)で味わった感動を思い起こした。食後の後味も全く残ることなく、ちゃんと無化調で作られていることが分かる。
さらに「鶏と舞茸の炊き込みご飯」も注文。そのままをいただくもよし、スープに入れて二度美味しい。
東京の「たんたん亭」系列のお店が岐阜県多治見市で味わえるようになったことはまさに福音。もっと関西寄りに来てくれれば尚更嬉しいところなんだけど…。現在は間借り営業でやっておられるが、やがて独立した店舗での営業にシフトしていかれることであろう。この先が楽しみなお店だわ。


雲呑麺のお店 たゆたふラーメン / 多治見駅小泉駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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