向陽@城陽市平川大将軍:ラーメン&ヤキメシ小

本年度限定、年内木曜日夜業務前腹拵えシリーズ。
今回は地元密着型の町中華に訪れてみた。お店からはちょっと遠い所に車を駐めて、かなり歩いて現地着。まさに住宅街の中の一角にあるお店。さて、中はどんなだろう?ちょっとしたドキドキとワクワクを感じつつノレンを潜る。
店内、一番奥のテーブル席に「いいちこ」の1.8ℓ紙パックを置いてすっかりデキアガッテいるおっちゃん二人。そのおっちゃん二人の会話に付き合う大将の奥様の思しき女性。なんか、その空間はすでに中華料理店というより場末のスナック的ムードが漂う。そして、壁一面を埋め尽くす、A1サイズポスターの裏っ側を再利用しているであろう手書きメニュー達。

カウンター席側も、縦書きの手書きメニューに加えてなんかいろんなチラシやらポスターやらが一面を埋め尽くす。
その雑然とした雰囲気に圧倒されてしまいそうな中で、とりあえずラーメンとヤキメシの小を注文してみた。
注文したあと、ひとりで待つワタシに、「これ、どぉぞぉー。」と、突出し的に奥様が出してくださったキュウリのお漬物。よく浸かっていて、ビールが欲しくなるお味。
しばらくして、ラーメンが出来上がってくる。

スープの味、醤油味の中に仄かな豆板醤的風味。独特の味わい。
チャーシューはしっかりと煮込まれた豚。醤油ダレ沁みて、少し熟成が進んだ感じ。
ラーメン鉢はしっかり屋号の入ったオリジナル物。
圧巻はヤキメシ。「小」で注文したにもかかわらず、この量!滋賀県大津市「ととち丸」の「ヤキメシ小」をなんなんとするボリウム。コレがまた絶品。薄味で、ふんわりしてて、ホクホクしてて、実に美味い。ととち丸の水分多めのしっとりチャーハンとは好対照なふんわりホックホク。とても美味しいのだが、圧倒的な量は流石に食べきれず。で、残った分は持ち帰り用のパックに詰めてもらった。
結論:ここはまたぜひ訪れたい。地元に根付く町中華にして、猥雑なムードを楽しむことさえ出来れば、強烈な個性を楽しめる佳店。


向陽中華料理 / 久津川駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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