おとといはうどん 昨日はそば で、今日は 【雲南】

出張で亀岡に向かう途中、嵯峨営業所に届け物をもっていくために広沢池の近くをクルマで通っていた。
ふと、路傍にいつかどこかで会った人に非常によく似た人がデジカメもって歩いていたので、思わずハザードランプを出しクルマを止めた。クルマを降りて、その人に近づいてみる。間違いない。
それはさとっちゃんだった。
声をかけてみる。
間違いなくご本人だった。
「ここに石の○○○がいっぱいあるんやぁ~。」
相変わらず、なぜか人が知らない情報を持っている。
今日は休みだそうで、祇園円山公園のしだれ桜に縁のある庭師さんのソレを撮るべく、「さとっちゃんねる」の取材に来たそうだ。
それにしても、こんなところでいきなり出会うなんて、意外に世の中は狭い。
ちょうど昼には、どっかでラーメン食べようと思っていたので、嵯峨営業所へのオツカイを済ませたあと、一緒にラーメン食べに行こうと、さとっちゃんに案内してもらって「雲南」へ。
お店の前に漂う匂いが何とも期待感を抱かせる。
「とんこつラーメン」、「鶏丸ラーメン」、「こく味ラーメン」と3種類があることは京都ラーメンマップにも紹介されている通りで、本日もこの3種のラーメンは変わらずにあった。さとっちゃんはこく味ラーメンを、私は鶏丸ラーメンをそれぞれ注文した。大将は焼き網にバラ肉チャーシューを乗せ、イワタニの屋外用ガスバーナー(私も同じの持ってる)で、チャーシューを炙りにかかった。厨房には20~40リットルサイズの寸胴が4つ並んでいて、豚骨、鶏ガラ、魚系それぞれに違うダシを仕込んでいるようだ。
「鶏丸ラーメン」はいわゆるあっさりとした鶏ガラの、お店の大将の言葉を借りるなら、「醤油ラーメンと塩ラーメンの中間あたり」をねらったもの。魚系のダシも冴えたなかなかの旨さ。難を言えば、ストレートの細麺がもうちょっとシャッキリしていてほしいところだけど、大将が前向きにラーメンの味を追求していることを感じさせる味で、そうとうに旨いラーメンだった。また、「こく味ラーメン」は豚骨と鶏ガラのブレンドだという。一口味見させてもらった。「鶏丸」のキャラクターとはまた違う味わいがある。いっそ「こく味」ブレンドの元スープであるとんこつラーメンの味も確かめてみたかったが、立て続けに同じお店で連続二杯のラーメンを平らげる気にはなれなかったのでやめておくことにした。

開店5年目だという右京区の雲南。
旨いラーメンを作るために前向きな姿勢を持っていることを、今日は感じた。とくにコンサルタントの手が入っている様子も無い、ラーメン店としてはありきたりな佇まいだが、そういう一見なんでもないお店で、今日は「おっ!」と思えるラーメンに出会えた。

道ばたで、突然出会ったさとっちゃんに感謝です。アリガトォ

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