ラーメン東大 京都店＠京都拉麺小路：徳島ラーメン（並）＋チャーハンセット

昨年末、つけめんTETSUとともに京都拉麺小路にデビューした「東大」に赴いてみた。

京都拉麺小路は各店とも、入店前に券売機で注文したいメニューの食券を買うシステム。
徳島のラーメンならそれらしく、生卵トッピングをしたいなと思いながら、「生卵」のボタンを探す。が、該当するボタンがないのだ。そこで、お店の前でお客を呼び込んでいる店員さんに聞いてみると、「ナマタマゴは無料サービスですっ！」という。
それを聞いて、「徳島ラーメン（並）」にすることにし、チャーハンセットを追加。

程なく、ラーメン到着。
濃いめの豚骨醤油なスープにネギ、メンマ、徳島ラーメンのお約束（？）甘辛く煮込んだ豚バラ肉が載る。

実のところ、当の徳島県では、必ずしもラーメンにはナマタマゴってワケではないのだが、こうして無料サービスとして目の前に置いていただいている以上、手を出さないことには反って失礼というものだ（？）。
できれば、タマゴを割り入れるための器が欲しいところだが、それが見当たらないので、直接ラーメンの上に生卵を割り入れる。

やはり、無いより、有った方が良い。
余談ながら、京都の地ラーメンでも、新福菜館＆元町ラーメンといった醤油っ濃いタイプはナマタマトッピがよく似合うもんだ。

京都でよくある背脂醤油なラーメンに見る低加水ストレート細麺に比べれば、若干太めの印象。
スープの味は、いつもそうなのか、たまたまそうなのか、ちょっと醤油ダレの味が勝ちすぎていてキツかった。豚骨ダシはそれなりに効いているが、なんだか、タレの強さの向こうに出汁の味が見え隠れする感じ。「ゴハンが欲しくなる」タイプを意図的に狙っている？？？

が、今回はゴハンじゃなしにチャーハンを注文していた。
このチャーハン、パラパラホクホクとしていて、具のバランス、味わいとも、バッチリ。これだけ単品で食べに来ても良いと思えるほど実にチャーハンらしいチャーハン。素晴らしかった。
今後来るなら、徳島ラーメンの並に小ライスの組み合わせかな。それでも600円。これまで京都拉麺小路にあった各店の中では異例の好コストパフォーマンス。
実は、ラーメン東大には「麺王」なるセカンドブランドがある。
昨年、その徳島駅前の「麺王」本店に行ったとき、ラーメン一杯480円は安いなぁと思いつつ、トッピングは追加注文するのが前提になっているシステムになっているのを注文してから知り、なんだかとても具の寂しいラーメンを食べることになったことを思い出す。
そんな徳島駅前「麺王」に比べれば、ナマタマゴはタダ、500円の並でもそれ相応の具を載せてくれる京都拉麺小路の「東大」は実に太っ腹なのだ。
流石「目指すはラーメン界の東大」である。


...では、ラーメン界の「京大」は？