利尻礼文の旅

残暑のきびしい９月６日～８日、夫婦で北海道に行ってきた。

年齢を考えると、遠い北海道に行けるなんてもう最後になるかもしれない・・・

旅行費用はけっこうな金額だし、行くとなるともろもろのお金もかかる。

年金生活者としてはちょっと贅沢だけど、清水の舞台から飛び降りる覚悟で行くことにした。

 

北海道といっても、主な目的地は礼文島と利尻島。

現地での二日間はともに天候に恵まれた・・・

 

「利尻島・礼文島さいはてスペシャル３日間」と銘打ったツアー会社主催のおまかせ旅行

 

６日、１０時４０分羽田発のANA５７１便に搭乗

 

平日なのに満席状態

 

１２時３０分、稚内空港着

 

迎えの添乗員と同じく迎えのバスに乗り、日本最北端の宗谷岬へ・・・

 

でも、本当の日本最北端はエトロフ島のカモイワッカ岬とのこと

調べたら、カモイワッカ岬は北緯４５度３３分１９秒だから２分ほど北になる。

北方四島は日本の領土だからね・・・

稚内から乗船したフェリー「ボレアース宗谷」

礼文島到着後はホテルへ直行。礼文島香深「三井観光ホテル」にて一泊

夕食はレンストランで会食

なかなか豪華な夕食。ちなみに朝食はバイキングだった

７日朝ホテルの部屋から・・・雲がかかる利尻山

 

雲は多いものの今日の天気はよさそう？

 

ホテルを７時半出発して桃岩展望台へのミニハイキング

歩きながらバスガイドと添乗員が花の名前などの説明をしてくれる。

登山口から桃岩展望台までの往復９０分ほどのハイキング

すがすがしい風が心地よい

ここは高山植物など花の宝庫。標高は高くはないが、緯度と気候の関係で環境が高山にちかいらしい

↑トリカブト？

切り立った展望台から桃岩を望む

 

遠くに利尻山がシルエットに・・・

 

秋の足音が・・・この時期、気温は２０度ちょっと。

 

ハイキングのあとはバスで澄海岬へ・・・

そして、スコトン岬へ・・・

 

 

礼文島最後は金田岬

 

岬の食堂で昼食。海鮮づくし

 

昼食後に利尻島へ・・・「アマポーラ宗谷」に乗船

４０分ほどで利尻島沓形フェリーターミナルへ・・・

ここからはバスで利尻島内巡り。利尻山の山頂がきれいに望めた

この時期、山頂まで見えるのはめずらしいらしい・・・それも二日間もつづけて

仙法志御崎公園

 

利尻昆布が有名

 

オタトマリ沼

 

沼の背景に利尻山。スケッチする老人がいた。毎日のように来ているとのこと。

「こんなにキレイに見える山頂は久しぶり」って・・・

 

最後は「姫沼」

 

風もおだやかで逆さ利尻山を撮ることができた

利尻山は見る角度でだいぶ印象がちがう・・・

北国グランドホテルで今夜の食事もレストランでの会食

今夜も豪華。翌朝はバイキング

翌朝の５時、ホテルの屋上で

日の出のインターバル撮影（タイムラプス）フェースブック参照。

 

朝食をすませバスで鴛泊のフェリーターミナルへ

８時２５分発のボレアース宗谷で稚内へむかう

 

１０時すぎ稚内港に着く。バスでノシャップ岬へ・・・正面に利尻島がくっきりと

背側には樺太がうっすらと望むことができた。

稚内にもどり稚内駅へ・・・ここに日本最北端の線路がある。

 

駅から近い、稚内港北防波堤ドームへ・・・

長さ４２７ｍにおよぶ半アーチ式の防波堤ドーム。１９３６年完成した強風と高波を防ぐ

樺太との海上交通の要衝として重要な施設だった。

当時の桟橋には鉄道の線路と船着き場が平行に並んであり、樺太との連絡船、宗谷丸が寄港していた。

いまは埋め立てられていて当時の面影はない

 

旅の最後に樺太記念館に寄った。終戦時、ソ連軍が国境を越え侵攻してきたときの

悲惨な歴史などがつづられている。

 

１２時、すべての日程を終え稚内空港へ・・・

空港の待合室で昼ご飯（オプションのシャケ弁当１２００円）

 

台風１３号の影響で１時間ほど遅れて羽田空港に帰着。

心配していた風と雨はそれほどでもなく無事にフライト。

羽田からは空港リムジンバスで稲毛海岸駅へ・・・１８時半、帰宅した。