Lab通信

「勝手にドッグラン」のブログです。

いよいよ茶臼へ・・・

2009年09月26日 08時09分34秒 | 旅のはなし
早朝の那須高原有料道路をとばし8時前にロープウエイ山麓駅に到着。

「ムムッ!」車が並んでいるぞ???「えっー?」こんなに早く来たのに駐車場が満車???
早く来たつもりだったけど、山の時間ではちっとも早くなかったんだ!!!

列に並んでいたらいつになるかわからない!!!
「そうだ!予定変更だ!この上にある峠の茶屋駐車場に行こう!」・・・
計画では、往路にロープウエイを使い、峠の茶屋駐車場に下りる予定だったが・・・

しかし、ここも結果は同じ満車だった。

「このまま引き返すわけにはいかない!」「エエーイ!路駐だ!!!」
路肩にすでに何台かとめている。その間隙をぬって路上駐車・・・

さて、歩きはじめたら急に雲がきれ山々が現れた・・・

茶臼の頂上からのぞむ「三本槍岳」。この絶景が待っている!(↓画面をクリック)



さっそく峠の茶屋登山センターで「登山カード」を提出し、いざ出~発っ!


樹林帯をぬけると展望がひらけた(↓画面をクリック)



左手に那須連山の主峰、茶臼岳!!!          ふり返ると朝日岳から鬼面山にのびる稜線だ!


行く手に避難小屋(峰の茶屋跡)が見えてきた


もういちどふり返る。朝日岳の稜線と茶臼岳の稜線が交差する


避難小屋から朝日岳にむかう登山者が見える(↓画面をクリック)



避難小屋(峰の茶屋跡)はもう目の前!(↓画面をクリック)



この避難小屋から右に折れると朝日岳、左に折れると茶臼岳
まっすぐ峠を越えると三斗小屋温泉への道となる


急斜面はこれからが本番。その前にちょっと休憩・・・
DSCF5143


茶臼岳から下りる人、これからむかう人たちが行き交う         ラブはまだ元気だ!


風下の斜面に咲く花たち


高度をあげるにしたがって周辺の山々が美しい


ガレ場を太陽にむかって登りつづける(↓画面をクリック)



ふり返れば白い雲と三本槍岳(↓画面をクリック)



急斜面を登りつづける。山頂はもうちかい(↓画面をクリック)



ラブは急斜面でヘタレ気味(お釜付近にて)


茶臼岳は活火山、噴煙が吹き上がる


お釜を一周してピークへ・・・              対岸からピークをのぞむ


お釜でラブも記念写真。


いよいよ山頂へ・・・ピークから日光連山をのぞむ


茶臼岳山頂。1915mナリ


ピークから360°の大パノラマ
DSCF5147


山頂の祠


ラブも無事山頂へ・・・そしてひと休み。しかし下りで思わぬ苦痛がまっていた


しばし景色を堪能してから下山。


岩場の斜面でラブが立ち往生。段差が大きいところは抱きかかえておりた。 疲労困ぱいのラブ。岩場の影を見つけて休憩(右)
<


南月山に雲がかかる・・・


ロープウエイのりばまではもう少し・・・


ラブの片道キップは1500円、人間さまは650円也。
係りの人は、とても親切だった!・・・


帰路はロープウエイでラクラク下山・・・


急な登りも難なくこなしてきたラブだが、下りでは苦労した。
登りは頭が上になるが、四つ足族にとって下りでは下になる。
大きな岩の段差があると頭から転がり落ちるような恐怖感を感じるのかも知れない。
また、小石の斜面もつらいようだ!ジャリの抵抗で前足の指が開いてしまう・・・

そんなこんなでラブはさすがに疲れたようだ・・・しばしば座り込んで歩こうとしなかった。

それにしても、天候に恵まれ最高の2日間だった。

青い空と大自然に、感謝!感謝!
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茶臼岳プロローグ

2009年09月24日 22時43分53秒 | 旅のはなし
去年の9月20日、茶臼に登った。
偶然にも?その同じ20日、ことしも茶臼へ行くことになった。
以前から一度ラブを連れて茶臼に登りたかった。

ところが思い立ったのが一週間前、ネットで宿をさがしたが?
どこも満室。日帰りではちょっときついし・・・あきらめかけていたら?
ひょんなことから仕事関係の知り合いがペンションを紹介してくれた。
なんと宿泊2日前の18日になっていた・・・

20日の当日、あさ5時半に出発。
高速道路休日割引を利用して湾岸習志野ICから那須ICへ・・・
断続的な渋滞にまき込まれながらも9時半、那須インターをおりる。
だが?おりた途端こんどは那須街道が交通渋滞だ!!!

渋滞はあるものの午前中にロープウエイに乗れれば今日にでも茶臼岳に登れる!!!
時間はまだ十分ある。天気も最高!!!

茶臼岳からのぞむ朝日岳(画面をクリック)
もうすぐこの光景を目の当たりにすることができる???


ところが?ロープウエイ会社に問い合わせたところ「本日強風のため運転中止!」とのこと・・・

しかたなく殺生石の近くにある「つつじ吊橋」へ行くことにした


吊橋の先は遊歩道が整備されていて展望台もある。春にはつつじの花で赤く染まる


展望台からの見下ろす那須高原


同じく見上げる茶臼岳・・・あしたあの頂上に立てる???


展望台にて・・・                           園内を一周


茶臼岳をバックに・・・


つぎは南ケ丘牧場へ・・・園内は大混雑、駐車場にとめるだけでも一苦労だ!


コソモスは今が盛り?(画面をクリック)



チェックインの15時にはまだ早い。ペンションを通りすぎ「乙女の滝」に行くことにした・・・
鬱そうとした木々に囲まれて中はうす暗い


今夜の宿はペンション「マドリー」。木立のなかの別荘地にあった・・・


6時半から夕食。豪華とはいい難いが美味かった。


ラブもねむそうだ・・・


翌、朝食・・・ムリをお願いして1時間早めてもらった。


食後、身支度を終え7時半には出発。空はうす曇。
那須連山は雲にかくれていた・・・

「いよいよ茶臼へ・・・」につづく
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秋田へ・・・

2009年09月08日 15時35分48秒 | 自分のこと
秋田へ行った。

でも遊びではない。仕事である・・・それもクレームである
いま花形のバイオエタノール。その製造設備の架台類を製作し納めたのだが???、
出来が悪い・・・「すぐ直しに来い!」とのお達し・・・

9月1日、あさ7時半、職人2人をつれて会社を出た。
常磐道から北関東道を経て東北道、そして秋田道へ・・・
昼飯とトイレ休憩でトータル1時間ほど休んだろうか?
あとは走りづめたが、目的地の潟上市に着いたのが夕方5時前だった。
走行距離700Km、所用時間9時間半。

現地に入り、建設現場の位置関係をまず確認。
5時を過ぎてしまったので訪問は翌朝にすることにした・・・

さて、つぎは宿さがしだ。駅に行けば案内所ぐらいあるかと?・・・

しかし、「ない!!!」・・・
駅員に「ビジネスホテルはありますか?」とたずねた・・・

「いやぁ~秋田市に行けばあっかもしんねえけど???」

「じゃあ旅館かホテルは???」・・・

「ホテルが一軒あるど・・・」(ちょっと茨城弁ぽくなってっか?)


八郎潟の南に位置するのどかな田舎まちだ!(ホテルの4階から)


ここは秋田県潟上市昭和町。
西に男鹿半島、北は八郎潟、南に秋田市がある



早朝、会社を出発からはじまり、高速道路をひた走る・・・
ここ福島あたりはちょうど中間点


福島の国見SAでおそい昼メシ


東北道から安達太良山をのぞむ


ススキの穂がゆれ、もうすっかり秋の気配だ!


北上JCから秋田道へ・・・


到着後、案内所さがしに駅に行く・・・でもナシ!
しかたなく駅員に聞く


駅でおしえてもらったホテル「八郎潟ハイツ」。
予約するも夕食は間に合わない・・・


それでは近くの食堂へ・・・とっ!
そこは、おばあさんが一人で賄う古い店だ!焼肉定食800円也を喰う・・・
「千葉から来ました!」と何度も言ってたのに
「福島からじゃ遠かったろう?~・・・」
おばあちゃんの遠いところは、すべて福島になるようだ!


ホテルからのぞむ八郎潟。そして遠くに男鹿半島。夕方6時まえ・・・


同、6時30分ごろ。夕焼けに染まる


そして翌朝。快晴だ!


のどかな水田風景がひろがる。
八郎潟の南がわは干拓されず調整池として残っている・・・


さあ~仕事だぁ・・・あさ7時半、現場の昭和工業団地へ・・・


しかし、その後の3日間は想像外の苦痛が待っていた・・・
けっきょく、帰宅は4日の夜中となったのである・・・
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半世紀の空白

2009年09月05日 13時40分42秒 | 旅のはなし
夏もおわりの29日、富士山に登った。「登った!」といえばカッコがいいが???その実は・・・
「富士山雲上ハイキング」と題したバスツアーで、5合目のレストハウスから大沢崩れを往復する約10Kmのハイキングだ!

はるかなむかし、小学校六年の夏だった。近所の高校生をリーダーに同年の友達グループで初めて富士山に登った。
夜行列車で大月駅まで行き、バスで3合目まで・・・満天の星空を見上げながら歩き出し、5合目でご来光・・・
雲海からのご来光は、いまでも忘れられない。それからなんと50年が過ぎた。

ご来光の5合目からはガレ場の斜面を登りつづけた。いくら登っても目に入る風景はガレ場の斜面のみ・・・そんな景色が延々とつづき、昼ちかくにやっと頂上に到達。お鉢を半周し、快調に須走りを下山の予定が・・・なんと仲間の一人が体調不良で歩けなくなった。
そう・・・高山病だ!自力では歩けない!!!しかたなく交代でおんぶして下山した。なんともつらい須走りとなった・・・

感動はご来光の一瞬だけ!それ以外はいい思い出のなかったこの富士山には、もう再び来ることはないだろう・・・とひそかに決めていたのだが、幸か不幸か???今回、幹事役の仲間がその富士山行きを企画してくれたのだ!!!。

あさ7時、千葉駅前をバスは出発。湾岸習志野から高速道路へ・・・しかし、のっけから渋滞がはじまり断続的につづいた。
途中、八王子でいったん高速を降り、一般道を走りふたたび高速にもどるという苦肉の策を労したが???

谷村PA。暑さをしのぐ「ミストシャワー」・・・
この時間はまだ残暑のきびしい快晴だ!


苦肉の策の甲斐なく行程は遅れに遅れ、午後1時すぎ、5合目のレストハウスに到着
午前中の快晴はどこへやら・・・標高2300mの5合目は雲におおわれていた


レストハウス前は登山客で人、人、人だ!!!
外国人のすがたが目立つ


いつもお世話になります!!!永久幹事役の○○さんとパチリ!
半そででは寒いくらいだ!


1時半、樹林帯のなかを歩きだす    ときおり、晴れ間がのぞいた



樹林帯をぬけるとガレ場の斜面に出る


大沢崩れまではガレ場の斜面をアップダウンしながらトラバース



頂上を見上げるもガスの中


途中、足場のいいところでスナップ


朽ちかけた避難小屋


時折りガスはひどくなる


滑沢は、このハイキングでいちばん標高の高いところだ


「滑落の危険性あり!」の難所がつづく


そんな難所で見つけた「トリカブト」・・・らしい?


おなじく「ホタルブクロ?」


ツアーガイドが叫ぶ!「落ちたら生きて帰れませんよ~!!!」


目的地の「大沢崩れ」はガスでなにも見えず。早々と引き上げる
帰路は来たルートをもどる。ガスは終始切れることはなかった・・・



夕方6時、御庭の駐車場に無事帰還


「大沢崩れ」は、一日でダンプカー何十台分かのガレキがくずれ落ちるという難所らしい・・・今回はガスで残念ながら見られなかったが・・・

時間が押され「大沢崩れ」からの帰路は強行軍だった。ひざが笑い、何度がすべりそうになった。
たかが10Kmのハイキング、されど富士山。甘くみてはダメだ!

半世紀の空白など、まるでなかったかのように・・・富士山は、やはり50年前と同じ富士山だった。
でも・・・とても楽しかった。

コメント (6)
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