またまたうんちの話で、申し訳ないのですが・・。
今日も朝から2件緊急対応が続けてあり、バタバタと一日が始まりました。
朝9時前に、いつも入れないお風呂に、なぜか入ってしまって浴槽から出れなくなった挙句、そのまま眠り込んでしまったおじいさんを救出したあとに、2件目のヘルプが入りました。
慢性の呼吸器疾患の患者さんが、排便困難で苦しがっているというもの。
スタッフは全員出払って、訪問できるのはやはり私しかいない状況でした。
こういうことは、続くものなんです・・・。
重度の呼吸器疾患で、最近はベット上での生活です。
苦しくなるとO2は12リットルとか吹き流しだったりしますが、今日は朝から調子悪いようです。
重度の呼吸器疾患の患者さんの排便って、結構命がけだったりします。
便が固くなって、ただでさえ腹圧がかけられないのに、ますます苦しくなってきます。
そして、一回いきむごとに、SPO2がどんどん下がっていきます。
酸素も吹流しで、側臥位で浣腸をかけている間に、SPO2は70代。
「く、苦しいー」すぐに仰臥位にして、呼吸を補助しながら落ち着くのを待ちます。
緩和の薬も飲んでもらって、しばらく様子を見て、SPO2が上がるのを待って、今度は仰臥位で浣腸。
でも自力では出ません。
今日に限って、ウサギの糞のようにカチカチで詰まっています。
何とか摘便で出したと同時に本人がすごくいきみ、自力で残りの便がどっとでました。
が、それと同時に一気に顔色が変わりました。
青を通り越して、黒に近い感じ・・。
SPO2が50%まで下がっています。
何とか一緒に呼吸を合わせ、再度緩和のための内服と呼吸の補助をしつつ、「大丈夫。大丈夫。ゆっくり呼吸しようね。だんだん落ち着いてきたからね。」と・・。
リカバリーは比較的良くて一安心でしたが、見ていたご家族は恐怖ですよね。
本当に、毎日あたりまえの排便ですが、一つ間違えれば命とりです。
苦しい時に側臥位での処置はさらに苦しくなるし、かといって仰臥位での摘便はかなり難しい・・。
毎回、排便処置が真剣勝負になっています。
もちろんお薬のコントロールも並行していきますが、思うようにいかないのが人間の身体です。
そのあとは、ケロッとして言いたいことを言っていましたので、呼吸器の患者さんは本当に読めません。
そのあとも、何やかやでやることが多く、本当は午後から半休で笛のお稽古と思っていたのですが、断念してお仕事をしていました。
18時半からは、横浜県民サポートセンターでの横浜市訪問看護連絡協議会の役員会です。
本日は全員そろいました。
そして、今日は日本看護協会出版の月刊誌「コミュニティケア」の編集部の方も取材に見えていました。
いつものように、熱い会長のもと議論は繰り広げられ、今夜も22時に追い出されるまでの会議となりました。
最後に、取材の方に役員全員の写真も撮っていただき、みんな笑顔で終了です。
編集部の方には、この横浜市訪問看護連絡協議会の活動をずっと取材していただいた上に、書式の書き方や広報に必要なノウハウまで教えていただきました。
なんだか、すごくうれしいですね。
日本看護協会出版会 月刊誌のコミュニティケアは、ケアマネ、看護師向けの専門誌です。
2月号には、わが連絡協議会会長の記事も載っています。
間もなく、その役員任期も終わります。
たしかに役員は大変ではありますが、その分素敵な人との出会いもたくさんありましたし、情報量も盛りだくさんで、自分にとって獲るののは大きかったです。
1年やってきましたが、まだやり残したこともあり、あと1年は勉強させてもらおうかと思っています。
実際、ほかにもいろんなことに頭を突っ込んでいるので、どこまでやれるかはちょっと不安ではありますが・・・
このブログも、いつまで続けられるかなぁ・・。
でも、ここに気持ちをぶつけることがストレス発散だったりします、なにより感じたことを言語化するという意味では、一番の練習になりますので、出来るだけ頑張ろうかと思っています。
今日も朝から2件緊急対応が続けてあり、バタバタと一日が始まりました。
朝9時前に、いつも入れないお風呂に、なぜか入ってしまって浴槽から出れなくなった挙句、そのまま眠り込んでしまったおじいさんを救出したあとに、2件目のヘルプが入りました。
慢性の呼吸器疾患の患者さんが、排便困難で苦しがっているというもの。
スタッフは全員出払って、訪問できるのはやはり私しかいない状況でした。
こういうことは、続くものなんです・・・。
重度の呼吸器疾患で、最近はベット上での生活です。
苦しくなるとO2は12リットルとか吹き流しだったりしますが、今日は朝から調子悪いようです。
重度の呼吸器疾患の患者さんの排便って、結構命がけだったりします。
便が固くなって、ただでさえ腹圧がかけられないのに、ますます苦しくなってきます。
そして、一回いきむごとに、SPO2がどんどん下がっていきます。
酸素も吹流しで、側臥位で浣腸をかけている間に、SPO2は70代。
「く、苦しいー」すぐに仰臥位にして、呼吸を補助しながら落ち着くのを待ちます。
緩和の薬も飲んでもらって、しばらく様子を見て、SPO2が上がるのを待って、今度は仰臥位で浣腸。
でも自力では出ません。
今日に限って、ウサギの糞のようにカチカチで詰まっています。
何とか摘便で出したと同時に本人がすごくいきみ、自力で残りの便がどっとでました。
が、それと同時に一気に顔色が変わりました。
青を通り越して、黒に近い感じ・・。
SPO2が50%まで下がっています。
何とか一緒に呼吸を合わせ、再度緩和のための内服と呼吸の補助をしつつ、「大丈夫。大丈夫。ゆっくり呼吸しようね。だんだん落ち着いてきたからね。」と・・。
リカバリーは比較的良くて一安心でしたが、見ていたご家族は恐怖ですよね。
本当に、毎日あたりまえの排便ですが、一つ間違えれば命とりです。
苦しい時に側臥位での処置はさらに苦しくなるし、かといって仰臥位での摘便はかなり難しい・・。
毎回、排便処置が真剣勝負になっています。
もちろんお薬のコントロールも並行していきますが、思うようにいかないのが人間の身体です。
そのあとは、ケロッとして言いたいことを言っていましたので、呼吸器の患者さんは本当に読めません。
そのあとも、何やかやでやることが多く、本当は午後から半休で笛のお稽古と思っていたのですが、断念してお仕事をしていました。
18時半からは、横浜県民サポートセンターでの横浜市訪問看護連絡協議会の役員会です。
本日は全員そろいました。
そして、今日は日本看護協会出版の月刊誌「コミュニティケア」の編集部の方も取材に見えていました。
いつものように、熱い会長のもと議論は繰り広げられ、今夜も22時に追い出されるまでの会議となりました。
最後に、取材の方に役員全員の写真も撮っていただき、みんな笑顔で終了です。
編集部の方には、この横浜市訪問看護連絡協議会の活動をずっと取材していただいた上に、書式の書き方や広報に必要なノウハウまで教えていただきました。
なんだか、すごくうれしいですね。
日本看護協会出版会 月刊誌のコミュニティケアは、ケアマネ、看護師向けの専門誌です。
コミュニティケア 151(2011年1月) | |
日本看護協会出版会 | |
日本看護協会出版会 |
2月号には、わが連絡協議会会長の記事も載っています。
間もなく、その役員任期も終わります。
たしかに役員は大変ではありますが、その分素敵な人との出会いもたくさんありましたし、情報量も盛りだくさんで、自分にとって獲るののは大きかったです。
1年やってきましたが、まだやり残したこともあり、あと1年は勉強させてもらおうかと思っています。
実際、ほかにもいろんなことに頭を突っ込んでいるので、どこまでやれるかはちょっと不安ではありますが・・・
このブログも、いつまで続けられるかなぁ・・。
でも、ここに気持ちをぶつけることがストレス発散だったりします、なにより感じたことを言語化するという意味では、一番の練習になりますので、出来るだけ頑張ろうかと思っています。
それに「コミュニティケア」の宣伝もしていただいて、うれしいです!
超人気ブログ「こぶた部屋の住人」、これから楽しく拝見させていただきまーす。
とりいそぎ、ご挨拶まで。
「コミュニティケア」編集部 モチヅキ
(穴があったら入りたくなります。)
自分の気持ちの整理もしながら、たくさんの仲間ができればいいなと思っています。
ボキャブラリーが少ないので、なかなかうまく表現できないので、すごく読みにくかと思います。
ダメだし等ありましたら、ぜひお願いいたします。
薬剤師のreon(愛犬パピの名前)と言います。
あちこち漂ってるうちにここにたどり着きました。初めてなのに厚かましくて申し訳ありませんが、是非教えて頂きたい事があるんです。
実は縁あって、今度訪問看護ステーションを立ち上げる予定の会社の看護師さんに対してお薬の研修会をする機会を頂いたんです。
嬉しいの半分、プレッシャー半分。
いや、プレッシャー8割りかも...。
相手の担当者も私も初めての事でどんな内容の研修をして良いのか判らない状態です。
そこでお聞きしたいんですが、訪看さんはどういうお薬のお話に興味があるんでしょうか?
どうせやるなら、「聞いて良かったワ」と思って貰える内容にしたいと思っています。
是非教えて下さい。宜しくお願いします。
ウーン。
私的な意見なので、役に立つかどうかですが・・。
ひとつは、せっかく在宅のための研修なので、薬剤師が在宅現場でそのような役割をはたしているのか、どう連携していけるのか(在宅患者の訪問服薬指導などを含め)をお話すると、今後の連携に発展するのではないかと思います。
あとは、お薬そのものの話になると思いますが、そこは焦点を絞らないと、あまり意味がないのではと思います。
たとえば、研修を受ける方に、何が知りたいのかアンケートを取って内容を決めるのも手だと思います。
それがだめなら、一般的に在宅でよく使用される薬で、使用方法や副作用に注意が必要な薬などをピックアップしていくとか。
また、実際直面するトラブルなどから
認知症や向精神薬などの効果や作用時間、注意すべき点などは、知っておきたいと思います。
また、在宅緩和ケアが注目されていますので、疼痛コントロールに使われる薬は押さえたいですね。
NSAIDやオピオイド、鎮痛補助剤など、潜在看護師で職場復帰された方などは、全く未知の世界かも知れません。
時間的なこともあるので、これくらいでも時間が足りないと思いますが・・・
もし、このコメントを見ている訪問看護師さんがいたら、アドバイスくださいね。
そうですね。漠然としてますよね
でもアドバイス頂いて少し方向が見えた気がします。
連携は一番お話ししたい内容です。
在宅に疼痛コントロールは大切ですね。頻用薬の副作用も時間があれば触れたいと思います。
頑張って準備して良い勉強会にします。
アドバイス有難う御座いました。
又覗きに来させて貰いますね
以前から拝読させていただいております。
母が脳腫瘍で余命宣告をうけており、9月から在宅療養をしています。
訪問看護士や往診専門の先生やたくさんの方に支援されて日々すごしています。
排便コントロールは、なかなか私ではできないので毎回、看護士の方々には感謝しています。
以前は自力で排泄していましたが、今は力むことも難しいようです。少しずつできないことが増えています。
私がお世話になっている看護士の方々と同じように、全国でがんばっている看護士の方がたくさんいるんだなぁとブログを読ませていただいております。
お体に気をつけて、がんばってください!
9月からだと、間もなく半年の在宅療養ですね。
秋が過ぎて、冬が来て、やがて春が訪れます。
いつかお母さんが、心穏やかに旅立つ日まで、無理せずに、周囲に委ねながら介護をされて下さいね。