すずりぶたのにっき

すずりぶたとはすずり箱のふたのこと
昔の人はこのふたを裏返して
花や果物を飾ったとか
そんな粋なくらしがしてみたい

8/8 リベンジ高千穂 夜神楽

2009-08-18 | レジャー

◆宮崎に帰った翌日には長男も無事帰宅。8/8は久しぶりに4人揃ってお出かけです。6月に母が来た時には大雨だった高千穂へ。宮崎からはどんなに車をとばしても3時間はかかります。熊本から来る義父母と義姉夫婦と高千穂で待ち合わせ。熊本(阿蘇)からは1時間ちょっとで着きます。正午にお蕎麦屋さんに集合~。予約しておいて良かった、観光客がひっきりなしに出入りしていました。手打ちの蕎麦ランチ美味でした~。
 

 
そばのポン菓子もおいすぃ

◆ランチの後、早速高千穂峡へ。駐車場も混んでいたので、遠くの駐車場へ…ちょっと歩きましたが、滝が近づくにつれてワクワク~。天気はやや曇り(予報は雨)、ここ数日の雨で川の水面が上昇していたため、ボートには乗れませんでした…ちょっと残念。
 


反対側の橋の上から見た滝

◆次に、天照大神を祀る天岩戸神社へ。岩戸川断崖の中腹に弟素差男命の乱暴に怒り天照大神がお隠れになった天岩戸の洞窟があります。本宮から渓谷の岩戸川を5分ほど上流にさか登ったところの、少し開けた河原…ここは天の岩屋にこもってしまった天照大神を何とかして引き出そうとしたたくさんの神さまたちが、話し合ったという「天の安河原」があります。渓谷の水の音や湿気、空気…いろんなものが重なって、スピリチュアルな世界が広がっていました。


 

◆雨がぱらぱら落ちてきました…急いで観光~。最後に国見ヶ丘へ…。駐車場ガラガラ~。高千穂の景色が眼下に広がっています。神様が見下ろしています。有名な雲海は年に何回かしか見られないそうです。
 



◆雨がかなり降ってきて…宿へ急ぎました。車2台ともナビが付いているのに、迷う高千穂…神の力がGPSをも狂わす!?電話したら宿の方が親切に迎えに来てくれました。今回お世話になったのは『旅情苑やまざと』さん。民宿をきれいに改装したこじんまりした旅館でした。部屋数も少ないので、我々8名で貸し切りでした。4人部屋を2つお願いしていたのですが、狭いので、3部屋使ってくださいと…料金もそのままで…嬉しいサービスでした。夜は神楽見学のため、早めの夕飯です。

●お煮しめ(ふき・たけのこ・にんじん・さといも・こんにゃく・ごぼう・厚揚げ等)
●にじますの南蛮漬け
●刺身(にじますと鮭の掛け合わせだったかな、ルイベのようなお刺身)
●刺身こんにゃく(酢味噌で)
●黒米
●高千穂牛のハンバーグ
●香のもの
地元の素材ばかりで、とても美味しいお夕食でした。お腹いっぱい!

手作りのお家型の竹の皮の器の中に入っているお煮しめ

◆宿のご主人が車で神楽をする高千穂神社の境内まで送迎してくれます。早めに着いたので、前の方に座れてラッキー。始まる時間の8時にはぎゅうぎゅう詰め…300人ぐらい観光客が入っていました。高千穂の夜神楽は、「高千穂の夜神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。古くからこの地方に伝承され、秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し、毎年11月の末から2月上旬にかけて、夜通しで三十三番があちこちの神楽宿で奉納されるそうです。毎日1時間ほど催されるこの夜神楽はその中から抜粋された四番、「手力雄の舞」「うず女の舞」「戸取りの舞」「御神体の舞」を踊られます。




動画は戸取りの舞…投げられた天岩戸は宮崎市内と、三重の伊勢神宮まで飛んで行ったという言い伝えがあります。神話の世界は面白いな~古事記を読み返したくなった夜でした。


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2 コメント

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高千穂、よかったですねえ (大津のよっちゃん)
2009-08-22 21:42:17
神話の国そのものでしたね。早速、親戚の方にも宣伝しておきました。悠久の時間の流れを感じました。ちなみに、私の娘も、韓国でよっちのプログをみているようです。
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涼しくて、 (よっち)
2009-08-23 09:37:30
涼しくて気持のいい高千穂旅行でした
まだまだ見どころがありそうなので、
違う季節に行ってみたいですね

Rちゃん、見てますか~?
私は韓国料理大好きでーす
最近のお気に入りはトッポギです
参鶏湯も最近食べてないわー
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