猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

臨床実習を前にした学生を指導して・・

2013-08-24 21:32:23 | 教育
今、臨床実習前の学生の実習指導をしています。レポートを読んでの指摘事項をまとめました。
これを読んでいる学生さんはご参考に・・・・ただし、関西医療大学ではトップダウン評価でおこなっています。


1 検査項目の書き方について

  大項目としては、1)関節可動域検査、2)筋緊張検査、3)反射検査、4)感覚検査ですね。
  その下の項目としては、例えば 2)筋緊張検査には①静止時筋緊張検査、②MAS、③他動運動による筋緊張検査・・・がくるわけです。
  3)反射検査では①深部腱反射となり、4)感覚検査では① 表在感覚検査(触覚)、② 深部感覚検査(位置覚)のようになるわけです。

  また、検査項目は「予想される関連図」からでてくる問題点をすべて出してください。


2 統合と解釈の書き方について

  これは関連図を説明するように書いてください。
  問題となる基本動作は? その実用性は?? その実用性低下の現象は?? 考えられる関節運動は??

  これら各々に優先順位をつけなくてはいけません。説明は、運動学的に解釈できないといけません。


3 問題点の抽出の仕方について

  関連図で導き出された機能障害レベル、能力障害レベルの問題点は、すべて問題点に挙がるはずです。関連図に書かれているのに、問題点リストにないレ
  ポートもありますよ。



頑張ってほしいですよね。  では・・・


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