たまには頭を休めてぼんやりしよう
脳内メーカーという有名なジョークツールを
いじってみた
名前を入れるだけで
脳の中が露になってしまうというお遊びツール
とりあえずハンドルネームを入れてみた
「嘘」ばっかりかい・・・
教師としてこれはいただけない
悔しいので本名を入れてみた
たいして変わらん ○| ̄|_
でもまあ「嘘」より「幻」のほうが字面がいいか
ちょっとおもしろいので
可愛い甥っ子の名前を入力してみる
・・・なんか血の繋がりを感じるね
私より若い分「遊」が増量されているようだ
それにしても「遊」や「嘘」ばかり出ている
心配になって今度は
可愛い姪っ子の名前を入力してみる
よかった他の字も出るみたいだ
「友」とか「愛」とか、彼女らしい文字かも
「欲」はこんなに多くないと思うが・・・
彼らの母親の名も入れてみたが
彼女の名誉のためにここには載せない
もちろんこれはお遊びツールなので
なんの根拠もないのだ
とはいえ占いの姓名判断も
これの延長線上にあるのは間違いない
信じ込んだりせずにお遊びとして考えたいものである
あわててカメラを取りに走った
ホウジャクである
蜂雀と書くが蜂でもなければ雀でもない
テレビで見たハチドリのように
飛んだままで花の蜜を吸っている
あまりにも素早い動きにカメラの中央に納められない
さらに翅の動きも早くて
普通のシャッタースピードではぶれてしまう
高速シャッターをきって
ようやく姿を写し止められた
ホウジャクは実は蛾の仲間である
しかしあの飛び方を見たものは誰も
ガだとは思わないだろう
子ども達も「ハチだ!」と騒いでいる
昼に蜜を吸うことといい
動きの素早さといい
蛾のイメージにそぐわないが
実は飛ぶのをやめると
その姿は地味な蛾のものとなる
とはいえ
このホウジャクは止まった姿を見せることなく
次の花壇へと飛び去っていった
「鈴柩先生ハエトリグモだよ」
と職員室に入ってきたのは6年生のMちゃん
以前ハエトリグモを見つけた時以来
世にも珍しい蝿虎好き少女になってしまった
5%くらいの責任を感じるが
残りは彼女が生来持っていたものだ
色白の小さなハエトリ
まだ若いメスの個体のようだ
マミジロハエトリの雌かと思うが自信は無い
一緒に映っているのは私の人差し指の爪だ
大きさが分かるだろう
ハエトリグモについては
参照のこと
ハエトリグモのお嬢さんには
観察ケースに入っていただいたのだが
ハエトリグモはカメラを向けると
小首を傾げてカメラ目線になることが多い
観察されているのはこちらの方かも
ハエトリ・・・可愛いよ・・蝿虎
6年生が畑でとれたサツマイモを焼くというので
取材に行く
濡らした新聞紙に包んだイモを
さらにアルミホイルで包む
枯葉をかぶせて火をつける
6年生が校庭の枯葉を集めているので
えらいなと思っていたらこれのためだったのね
晴れていれば校庭で落ち葉焚きの筈が
生憎の雨でこんな形での焼きイモ
というか
葉っぱ・・・しめってないか
燃えにくいんだけど
「じゃ見学の二人任せたぞ。鈴柩先生よろしく」
え、あれ
6年生は担任とバスケットボールを始めてしまった
任されたのは体育を休む2人の6年生
かわいそうに
苦労しながら枯葉を燃やす
団扇で扇いでもなかなか燃えない落ち葉
煙ばかりが出るサクラの落ち葉
そういえば燻製で使うスモークチップも
サクラが多かったのでは・・・
洋服が完全に燻製になった頃
ためしに1個開いてみる
「うーん新聞紙はまだ湿ってるんだけど」
どうやら食えるかな
おいしかったみたい
運動した後に食うだけの子供達は気楽に食っているが
火の番をした二人はぐったりしていた
お疲れさま
この焼きイモ体験を君たちが一番忘れないだろうね
昨日に引き続きカタバミの話だ
カタバミの実も観察してみた
花に似合わぬ迫力あるロケット型の実だ
ヘチマをひっくり返したような・・・
オクラのようにも見える
手にとってみると
白い粒々が列をつくって入っている
これが種になるのだな
ちょっと若すぎたのだと分かって
もう少し成熟したのを手にとってみると
ぱちぱちぱちっと
弾けた!
スプリンクラーみたいだった!
カタバミはこうやって生息地を広げていくのだなあ
昆虫にはカタバミしか喰わない奴もいるので
がんばって勢力を広げてほしいものだ
幼虫がカタバミを食草とするヤマトシジミ
10月になり、虫が消え花が消えた裏山で
カタバミだけが元気だ
カタバミ科カタバミ
片喰の名は葉の端っこが喰われたような形だから
小さな花である
シロツメクサと混生しているので葉の大きさと比べてほしい
ちなみにシロツメクサ(クローバー)の葉と
カタバミの葉はどちらも三葉でよく似ている
春に押し葉にしたのがでてきた
右がカタバミ、左がシロツメクサ
ハート型とウチワ型の違いがある
カタバミは古くから居たようだ
その証拠にカタバミを使った家紋がたくさん存在する
四国の長曾我部元親などは
「七つ酢漿草」という にぎやかな片喰紋だ
酢漿草というのもカタバミとよむ
この名は葉にシュウ酸が含まれていて
酸っぱいことからきている
スイバと一緒だ
何枚か噛み締めてみた
こちらの葉が赤紫のものは
アカカタバミという近縁種
ムラサキカタバミというのは
花の色が紫のものなので呼び違えに注意
学習発表会は
6年生全員による閉会の言葉で幕を閉じた
BGMの曲の終わりと 呼びかけの終わりが
完全にシンクロしていて
聞いていてぞくぞくしてしまった
学習発表会のなかった学校で
おととし計画をたてて復活させた
2回目となる今回は
立ち見がでるほどになった
くちコミで再来年は徹夜組まででると思われる(言い過ぎ)
何らかの工夫が必要となりそうだ
今回私は
フットライトの光量操作をしながら
スチル写真を撮りつつ
全体進行を行うという
せわしない仕事をやった訳だが
終わって良かったというより
もう劇に参加できないというガッカリ感が強かった
子供達にとっても
人に伝えるために表現すること
仲間とともに作り上げること
拍手をもらう喜び
よい学習の場となったのではないかと思う
祭りは終わった
次は2年後だ
学習発表会では
6つの劇の他に歌や踊りも披露した
3・4年 合唱
市の連合音楽会に向けて練習中の曲を披露
元気な曲ときれいな曲
後者には手話が付く
手話で語りながら歌う子供達の表情が私は好きだ
通常は歌を練習するにしたがって
子供達は慣れてしまって
アルファ波が出ている表情で歌い始める
「今日はワンピースがある日だ」と考えながら歌う表情
「目を開けろ!」と私などは叱咤するのであるが
そういう寝ぼけた表情が
手話を合わせた歌を歌う時はとてもいい表情に変わる
一生懸命に思い出しながら歌う表情
何度見ても時々感動してしまう自分がいる
そのとても素敵な目の輝きを
写真では(肖像権を守るために)消してしまった
ああ勿体ない
さんさ踊り
6年間さんさ踊りを踊り続けた6年生
最後の晴れ舞台である
これが終わると
5年生への引き継ぎ活動に入ることになる
さんさ踊りは「6年有志」ということで
自由参加だったのだが
6年生は全員が参加を希望した
彼らなりに思う所は有るのだろう
今後は彼らを尊敬の目で見ていた5年生が
笛と太鼓を受け継いでいくことになる
ああ
何時の間にか1年が終わろうとしているのだ
なんだか焦ってきてしまう
5年 「まぬけ村物語」
学校劇として古くから何度も上演された
オールウェイズな脚本である
戦のために兵を集めにきた役人に
村総出でまぬけを装い役人を追い返す喜劇
5年生練習はじめは棒読みで声も小さく
どうなることかと思ったが
化けた化けた
笑わせるための大事なセリフも綺麗に届いていたよ
特にお役人様を演じたT賢くん
舞台に出ずっぱりで長台詞も多い
本気で村人に呆れ返る演技が素晴らしかった
彼に主演男優賞を贈る
やはりよくできた脚本なので脚本賞
6年 「朝は来ていたのに」
戦争で家族を失い結核を病んで
防空壕の中で終戦をむかえながら
日の下にでることなく死んでいった少女の話
原作はムッちゃんの詩(中尾 町子)
実話だそうで映画化もされている
子供達は毎年毎年戦争の悲惨さを学んでおり
6年生はその集大成であるわけだ
この監督
音の使い方が異常に巧かった
音を流しながら自分で脚本を読み
長さを調節したらしい
役者としてはムッちゃんと町子の泣きの演技が特筆物
非常にリアルな号泣を聞いて
練習中も貰い泣きをしてしまった
ムッちゃんと町子の少女時代
並びに大人の町子を演じた3人の女優に
主演女優賞を贈る
さらに作品賞・音響効果賞
ちなみに私は照明を担当した
スポット2名とフット1名の暗転が同時に決まると
非常に気持ちよかったよ