日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

片喰(カタバミ)

2007-10-25 | 写真

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10月になり、虫が消え花が消えた裏山で

カタバミだけが元気だ

カタバミ科カタバミ

片喰の名は葉の端っこが喰われたような形だから

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小さな花である

シロツメクサと混生しているので葉の大きさと比べてほしい

ちなみにシロツメクサ(クローバー)の葉と

カタバミの葉はどちらも三葉でよく似ている

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春に押し葉にしたのがでてきた

右がカタバミ、左がシロツメクサ

ハート型とウチワ型の違いがある

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シロツメクサは江戸時代に日本に来たが 

カタバミは古くから居たようだ

その証拠にカタバミを使った家紋がたくさん存在する

四国の長曾我部元親などは

「七つ酢漿草」という にぎやかな片喰紋だ

酢漿草というのもカタバミとよむ

この名は葉にシュウ酸が含まれていて

酸っぱいことからきている

スイバと一緒だ

何枚か噛み締めてみた

やはりスカンポの味がした

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こちらの葉が赤紫のものは

アカカタバミという近縁種

ムラサキカタバミというのは

花の色が紫のものなので呼び違えに注意

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