日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

春を探しに

2007-01-31 | 写真

岩手のはずれにも春が近づいてきた

今日の気温は12℃まで上がったようだ

校庭をまわりながら春を探してみた

Kinome

木の芽がほころびかけている

Tyurip

チューリップ、気が早いのでは?

Hakobe_1

春の七草、ハコベも咲いている

Gmusi

おや、久しぶりに昆虫も出てきた(ガムシの仲間)

 

生き物は油断しているようだが

明後日の予想最高気温は2℃だ

10℃の温度差はきついだろうね

ホントの春はまだ遠い

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「あるある」の終焉に思う

2007-01-30 | ニセ科学

このところ忙しくて更新できなかった

明日からはちょっと楽になるかな

 

今、世間では(朝日では)「あるある大事典」の捏造問題が騒がれている

 

この番組は私個人の「子どもや親に見せたくない番組」

ワーストワンの座をずっと占めてきた

いいかげんな実験

断言される結論

あるある教信者の存在

全てが情けなかった

「あるある」放送中止でようやくホッとできる

かというと そうでもない

世の中には まだまだ 

科学の皮をかぶったニセ科学が多いのだ

このカテゴリではそういった

擬似科学・ニセ科学・似非科学についてボヤいていこうと思う。

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曜日 (番外)クトゥルフ神話

2007-01-25 | 覚え書き(メイン)

クトゥルフ神話圏の曜日とは

 

曜日がそれぞれの地域に伝播するにあたって
曜日の名前がそれぞれの神の名に
置き換えられた事を以前書いた

 

ではクトゥルフ神話の信じられている地域があれば
曜日はどのようになったのか。考えてみよう

 

クトゥルフ神話では「戦いの神」とか「美の女神」とかいうものがないので
ローマ神話と一対一で対応する神は存在しない
だから以下に挙げたのは私の独断である

 

日曜日  アザトースデイ
(一応主神だから。銀河の真ん中に鎮座なさっているし)
月曜日  ヨグ=ソトースデイ
(『全にして一、一にして全なる者』 2位体質っぽい)
火曜日  クトゥグァデイ
(『常に形状、色彩を変える巨大な火の玉』だから)
水曜日  クトゥルフズデイ
(水没中のルルイエで眠っていらっしゃるので)
木曜日  シュブ=ニグラスデイ
(『千匹の仔を孕みし森の黒山羊』だし、形状が樹木っぽくない?)
金曜日  ハストゥールデイ
(あてはまるのがなくて・・・『名状しがたきもの』に登場願った)
土曜日  ツァトゥグァデイ
(地中にいるし、どうやら土星(サイクラノーシュ)出身らしいから)

 

うわあ ナイアルラトホテップが入らなかった
「這い寄る混沌」に 目をつけられるのは嫌だなあ
まあいいか。特殊な御方だしね
今度のツァトゥグァデイは車の検査があります(^_^;)

Photo

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暖冬なんだねえ

2007-01-24 | 写真

毎日暖かい

岩手の冬とは思えない

校庭の植物も挙動不審だ

今日撮った写真

Haru1

Haru2

Haru3

Haru4

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曜日 (4)

2007-01-22 | 覚え書き(メイン)

7つの曜日はキリスト教徒によって、国内外に広められていった。

時代が下って唐の時代には「景教」すなわちキリスト教の伝来とともに

中国にも七曜の概念が定着しはじめた。

日本では、平安時代に弘法大師が唐から持ち帰った「宿曜経」の中に、

二十八宿と七曜の概念が紹介されていたのが、曜日を取り入れるきっかけとなった。

朝廷で毎年編纂される「具注暦」という暦に七曜が記されるようになり、

次第に一般的になっていったそうだ。

片や 中東→ヨーロッパ→アメリカ

もう一方は 中東→中国→日本

こうして曜日は世界中に広まっていった。

そして江戸時代

1000年以上前に別々に伝わった曜日が

日本列島で再び合流することになる

その曜日が一日もずれずにぴったりと合っていた事に

感動を覚える。素晴らしい!!

 

 

もしも古代バビロニアで水星を認識していなかったら

水星は他の4つの惑星に比べて圧倒的に発見しにくい

私自身、確信をもって水星を見たとは言えない

木星は見た。明るいからね。望遠鏡でガリレオ衛星まで見た

土星も見た。充分明るい。望遠鏡で輪まで見た。

金星も見た。とっても明るいから。

火星も見た。とっても赤いから。

水星・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・見てない

何しろ太陽に近すぎるのである

日没後すぐ か 日の出前のわずかな時間しか 観測できない

山なんぞある地方では 観測も難しいのだ

だから

古代バビロニアで水星の事を認識していたのは僥倖だったのだ。

もしも彼らの天体の認識が

土星・木星・火星・太陽・金星・月の6つだけだったら

最初の日は

「土星の時間」 から始まり 「月の時間」 で終わる

次の日は 「月の時間」の次だから

やはり 「土星の時間」 から始まり 「月の時間」 で終わる

つまり

毎日が土曜日になってしまうのだ

ということは曜日という概念はできなかっただろう。

更に思考実験を続けると

太陽・月・水・金・火・木・土・天 の8天体だった時

太陽・月・水・金・火・木・土・天・海 の9天体だった時

太陽・月・水・金・火・木・土・天・海・冥 の10天体だった時

いずれも 24時間 と公約数があるので

曜日という概念は発達しないと言うことがわかる。

その場合上旬・中旬・下旬という

十日単位が発達していったのだろうね

 8のつく日は市場がたつよ とか

 9のつく日はお休みだよ とか

とか 今でも やっていたのかもしれない

1週間があるおかげで

我々は1ヶ月に3回でなく4回の休日を満喫できるのだ

偶然に感謝する次第である。

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白星瓢虫

2007-01-19 | 昆虫

校門脇の花壇にダリアが咲いている

もちろん1月現在の事ではない。昨年の9月の話だ

ダリアにはいろいろな昆虫が集まる

10

だから 昼休みには 虫好きの子供達も集まる

そんな子の一人が

「テントウムシの赤ちゃんがいる~!」

と叫んだ

11

おお 確かにテントウムシの幼虫のようだ

「ちがうよ。それじゃないよ。こっちこっち」

12

3mm程しかない 小さな テントウムシ

「ほんとだぁ かわいい」

とはしゃぐ 子どもたち。

水を差して悪いが、これはシロホシテントウ

れっきとしたオトナだった

13

 ジャガイモの葉っぱを 食べたりはしない

 かといって アブラムシも食べない

このヒトたちはウドンコ病の菌糸を食べて暮らすのだ

そう言えば 葉っぱに白いモノが見えるね

19

拡大するとこんなヤツ(カビの仲間)

17

白い星が12個ついているシロホシテントウ

白い星の数で種類の違いがわかるのだ

10個の種類はシロトホシテントウ

シロジュウシホシテントウシロジュウゴホシテントウ

いるらしい(見たことはない)

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幼虫も うどん粉病菌だけを 食べる

ダリアにとっては良い奴なのだが

他人事ながら「好き嫌いは治せ」と言いたくなるね

エサ探しも大変だろうに・・・

「あそこの木がウドンコ病だよ」

と蝶か蜂が教えてやるのだろうか

20

キイロテントウも来ていた

このヒトも ウドンコ病菌しか 食べない・・・

栄養が 偏ってしまうじゃないか

あんたたち そのうち 滅びるぞ

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曜日 (3)

2007-01-18 | 覚え書き(メイン)

今回は曜日の呼び方についてである。

さて七つの曜日の概念はユダヤ人を通して
ローマにも伝わっていった。

但し、曜日の名前はローマの神々の名前に変化していく
古代バビロニアの神々の名は
太陽神    シャマシュ
月の神    シン
火星の神   ネルガル
水星の神   ナブ
木星の神   マルドゥク
金星の神   イシュタル
土星の神   ニヌルタ

こんな感じだった
それがローマに入ると
天体  神々          現代イタリア語
太陽  ソル          Domenica(主の日)
月    ルナの日      Lunedi
火星  マーズの日     Martedi
水星  マーキュリーの日 Mercoledi
木星  ジュピターの日   Giovedi
金星  ヴィーナスの日   Venerdi
土星  サターン       Sabato(安息日)

耳になじみのある神の名が出てくる。
そして ユダヤ教・キリスト教の洗礼をうけて
土・日の呼び方は現代では変わってしまっているが
明らかに 曜日を神々が支配している

そしてアングロサクソン族による征服が行われた5世紀頃
ブリタニアへ曜日の概念が伝わっていくと
曜日の名前はローマの神々ではなく
アングロ・サクソン族の神の名前が使われるようになった
天体  神の名     現代英語
太陽  太陽の日    Sunday
月    月の日      Monday
火星  ティウの日   Tuesday
水星  オーディンの日 Wednesday
木星  トールの日   Thursday
金星  フレイアの日  Friday
土星  (サターンの日) Saturday

北欧神話でややなじみのある神々である
それぞれの土地でそれぞれの神の名前で
曜日を呼んだのだなあと感慨深い
土曜日には対応する神がいなかったせいか
ローマの神サターンの名を借りているのが微笑ましい

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黒大蟻 等

2007-01-17 | 昆虫

Ari4

Ari3

Ari1

Ari2

サルビアの花弁を うろうろしているクロオオアリ
アリの仲間は どこにでもいるので
よく写真のモデルに なってくれます

大好きだぁ!

しかし
小さいので なかなか撮影は むずかしいです。
はたらき者で じっとしていないし・・・(;_;)

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曜日 (2)

2007-01-16 | 覚え書き(メイン)

さて、曜日の始まりは古代バビロニアまでさかのぼる

紀元前約1800年には7日で1週とする単位が使われていたらしい

つまり

聖書よりもずっと昔から曜日は存在した(要チェック)

日本では 藤原道長(1028年没)の日記に 毎日の曜日が記されてたそうだ。

日本に 曜日という概念を 持ちこんだのは空海(835年没)だという

さすが空海

唐から持ち帰ったのは仏教や讃岐うどんや怪しい秘宝ばかりではなかった

日本全国の温泉を発見したり

筆を選ばなかったり

筆をあやまったりするだけのことはあるね

閑話休題

曜日の順番が決まったのは

古代ギリシャの天文学と結びついた頃といわれている

それでも紀元前1世紀頃だ。天動説の時代である

その時代の宇宙観では、天体は地球から遠い方から順に

土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月の順になると考えられていた。

これは現代の宇宙観と驚くほど近い。

これは天球上での天体の動きを観察し

動きの遅いものが遠くにあるという考え方で並べた結果である。

今から3千年も前の人間の観察力と思考力に驚かされる。

さて

占星術師は1日のそれぞれ1時間ずつが惑星の神々に支配されると考えた

つまり最初の一時間が土星の時間なら次の一時間は木星の時間・・・

並べると下のようになる

110

これを「土星の時間」から始まっているから「土星の一日」(土曜日)とすると

次の一日は火星の次だから「太陽の時間」から始まる

380_1

一番上の行を横に見ていこう

土星 太陽 月 火星 水星 木星 金星 と並んでいる

つまり 土→日→月→火→水→木→金→土→日→

一週間の順序はこんなに昔に

このようにして決まったのだ

                  つづく

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曜日 (1)

2007-01-14 | 覚え書き(メイン)

日々の暮らしの中で

気になって しょうがないことがある

「うみねこ」と「かもめ」の違いとか

とどと せいうちと あしかと おっとせいと あざらしの区別とか

海洋深層水って 何だとか・・・

性格上 すぐに調べなくては 気がすまないから 調べるのだが

すぐに調べて すぐ忘れる(;_;)

結局、 何度も同じ事を調べる事になる始末・・・

そこで このブログを利用して 

自分の記憶力のなさを 補完しようという あざとい考え

第1のメモ「曜日」について

子どものころに気になっていたのは

曜日の並び方だった

月火水木金土日

変だよね。

その頃 太陽系について ある程度の知識があった私は

日→水→金→月(地球)→火→木→土

これが正しい順序だろうと思ったのだ

月火水木金土日

こんな理屈の通らない並び方は許せなかった。(嫌な少年だ)

オトナに聞いても納得できる答えは返っては来ない

「曜日は中国道教の五行思想からきていて

 太陽系とは無関係なんじゃないかな」

 だったら週5日にすればいいのである

「昔の人は太陽系の並び方なんて知らなかったので

 適当に並べたんじゃないのかな」

 うーん そうなのかな

納得してしまいそうな少年時代の私・・・

だが 今の私は知っている

曜日の起源は 太陽系の天体で 間違いないし

順番にも ちゃんと合理的な説明が あったのだ(^o^)

                      つづく

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