この季節になるとこのヒトの事を話題にせざるを得ない
毎年プール指導で悩まされる奴だ
今日の午前中でこんなに収穫
大漁が嬉しくて並べておいたのに
数時間後には
場所もバラバラ、手足もバラバラ
小さなアリとはいえ
集団の力は恐るべしである
養護教諭の先生がプールの準備から帰ってきて
誇らしげに見せたものがこれ
立派なオスのカブトムシ
「どうしたんですか?これ」
「洗体槽(腰洗い槽)のなかで動いてたの
こういうのを見つけると鈴柩先生に見せたくなるね
子ども達の気持ちが判るわぁ」
「すごい立派なカブトムシですね。ホームセンターで売れますよ」
そうこうしているうちに通りかかった2年生が
ちょうだいちょうだいと騒ぎ始める・・・
もらわれていく前にと
カブトムシの勇姿をパシャパシャ撮っていたら
喉元に何やらオレンジ色の物体が(写真中央)
「おおダニがいるぞ」
「ほんとだ」
「ぼく取り方知ってるよ」
爪楊枝を要求したその子は
何やらカブトムシを弄り回していたが
「取れたっ」
小さな小さなダニを上手に取った
小さな昆虫にも寄生するダニがいて
ダニにも寄生する菌がいて
菌を宿主にするウイルスなんかもいて
自然界はマトリョーシカ・・・
我が町の海を5・6年生が見て廻るパトロール
毎年波が高くて
湾内を廻って帰ってくるのだが
今年はなんと
いくつもの岬を越えて太平洋まで出てきた
後ろを振り返り湾内を見ると
自然教室で登った山が正面に見える
波が穏やかとはいえ
太平洋まで出れば舟は揺れる
こんなに揺れるので
船酔いをする子が続出するかと思ったら
ほんの数名が気持ち悪くしただけ
さすが海の子だ