前回までのアミンの話で伝え切れていないこと
それはアミンがアンモニアの親戚なので
水溶液中では
アルカリ性
を示すということ
そして有機化合物には反対に
酸性
を示すグループがある
それは脂肪酸(カルボン酸)である
両グループの写真を再掲しよう
アミンの例(エチルアミン)
脂肪酸の例(酢酸[食酢])
アミンと脂肪酸
アルカリ性と酸性
青グループと赤グループ
男性と女性
二つのグループの間には深くて広い川がある・・・
・・・かのように思われるワケだが
実は両方の官能基(アミノ基とカルボキシル基)を
あわせもつ奴らがいるのである
その名を
アミノ酸
という
アミノ酸の代表(グリシン)
両性あわせもつ結果
水溶液は中性
まさに有機物界の「あしゅら男爵」のような・・・
そしてアミノ酸は2つの官能基を持つおかげで
生物にとって重大な役目を負わされているわけだが・・・
次回からこのアミノ酸を紹介していこう