日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

謎の蝶?

2009-08-28 | 覚え書き(メイン)

学校裏でふと見慣れぬ蝶を見つけた

Dsc00509

と思ったのだが

近づいて見たら蝶にあらず

Dsc00512

シュウリ貝(ムール貝)の貝殻ではないか

どうやら海水浴場を撤収したときの浮きについてきたらしい

人騒がせな話 

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夏休み作品展

2009-08-27 | 覚え書き(メイン)

今週中は

子供達の夏休みの作品を展示していた

保護者もちらほら見に来ていらっしゃったが

今年の傾向

子供会行事で工作教室に行ったところが多々あったようで

学年問わず同じ作品がかなりあって興醒め

 

その中で目についた作品を記録しておいた

Dsc00248

なめこが非常にリアルな食器

なめこおろしを入れて食べると楽しそうだ

Dsc00249

このウニは爪楊枝を埋めこむ努力に脱帽

Dsc00258

これは一見習字の作品だが

Dsc00259

良くこれだけの数の抜け殻を

探し出したものだ

完全に脱帽   

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赤トンボの見分け方

2009-08-26 | 昆虫

すっかり秋めいてきて

トンボが目につく季節となった

Dsc00401

「鈴柩先生、このトンボは何ですか」

と3年生のTくん

Dsc00402

「どれどれ」

翅を見せてもらうと 

翅に筋の入った赤トンボ

以前

秋茜(アキアカネ) 赤トンボ1

小熨斗目蜻蛉 赤トンボ2

深山茜(ミヤマアカネ) 赤トンボ3

で赤トンボの見分け方を

書いたことがある

 

さて、この赤トンボ

何というトンボでしょう?

・・・正解はコメント欄にて

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海水浴

2009-08-25 | 覚え書き(メイン)

今日は1・2年が海水浴

Dsc00334

地域の海へ歩いていったが

砂浜がなくて砂遊びはできず

Dsc00358

短い夏を楽しむために泳ぐ泳ぐ

Dsc00363

波はないが一応海なので

「鈴柩先生より遠くに行っちゃダメよ」

というルールで遊泳した

私がブイの代わりなので動くわけにもいかず

写真の構図が限られて困った

Dsc00390

小一時間楽しんで学校へ帰る

30分の帰路が長いこと長いこと・・・

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青筋揚羽(アオスジアゲハ)

2009-08-24 | 昆虫

夏休み中に町内の理科の先生達が集まって

アオスジアゲハの観察にでかけた

Dsc01119

アオスジアゲハは幼虫がクスノキ・タブノキを食草としている

温かい地方に生える木なので

我が町が実は北限なのである

Dsc01128

高いところを成虫が飛んでいるのは見えるが

なかなか下りては来ない

Dsc01133

低いタブノキの葉に卵を発見

Dsc01132

若齢幼虫の姿もあった

P1010753

網を使って講師の先生が成虫を捕獲

キアゲハなどよりはひとまわり小さな蝶だ

 

大勢でわいわいやっていたら

地元のおばさんが

「そのチョウは珍しくもないよ」

と不思議そうに言っていたのがおもしろかった

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もやしもんマグネット4

2009-08-23 | 食玩

もやしもんモネラマグネットに第4弾がでた

第1弾 第2弾 第1.5弾 第3弾

待ちかねていたのだが

今回はコスプレシリーズということで

新種の菌は3つだけ

ちょっと寂しい

S・ディゼンティリイエ(Shigella dysenteriae)

Dsc00215

赤痢菌

苗字のShigellaは

発見者の日本人医学者志賀先生にちなんでつけられている

赤痢という病気は現在の日本ではほとんど聞かなくなったが

上水道の整備されていない国ではまだまだ注意すべきだ

「俳句では夏の季語」というのがおもしろい

 

C・シネンシス(Cordyceps sinensis)

Dsc00216

冬虫夏草の菌

冬虫夏草というと

セミの背中からキノコが生えている図をよく見かけるが

C.シネンシスはコウモリ蛾の幼虫に寄生する菌

ニイニイゼミ専門だったりヒグラシ専門だったり

このヒト達もものすごい偏食家

T・サーモフィルス(Thermus thermophilus)
Dsc00220

75℃の環境で生息する高度好熱菌

伊豆の温泉の噴気孔で見つかった

43℃のお湯でひいひい言ってる人間と比べて

とても我慢強い・・・・

大抵のタンパク質はゆで卵みたいに変質してしまうのだが

タンパク質の安定性が違うのだろうね

生物の可能性の一つである

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MDMA(分子模型)

2009-08-21 | 分子模型図鑑

芸能界の麻薬汚染で話題になっているMDMAである

MDMA

Photo

MDMAはメチレンジオキシメタンフェミンの略称

エクスタシーとかXとかいう愛称もある

メタンフェミンの名が示す通り

覚醒剤の一種といえなくもない

 
これらのドーパミンに似たドラッグは多種にわたり

実際に試しもしない私がどうこう言えるものでもないので

まとめて紹介してしまおう

Photo_2
1 メチロン

2 メトカチノン

この2種はエフェドリンから合成される麻薬

3 4-MTA〈エフェドラ〉

痩せる薬として輸入されたていが麻薬指定された

4 メスカリン

アメリカ大陸原住民が宗教儀式の祭使用していたとされる幻覚剤

5 シロシン

マジックマッシュルームに含まれるアルカロイド

アステカの名称は「テオナナカトル」

6 2C-T-2

ホワイトラブとかきれいな名前を付けられているが麻薬

 

LSD

Photo_3

リゼルグ酸ジメチルアミド

麦角菌に含まれるアルカロイドから

1940年頃合成されたすさまじい効果の幻覚剤

芸術分野に大きな影響を与えたが

1970年以降は麻薬に指定されている

ドーパミンに似たドラッグの中でも

親分みたいに複雑な分子構造になってしまった

 

神経伝達物質にせよ麻薬にせよ

人間の喜怒哀楽や行動が

小さな小さな分子によって左右されるのは

なんだか不思議なことではある

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モノアミン神経伝達物質(分子模型)

2009-08-20 | 分子模型図鑑

承前

覚醒剤がなぜ人間の脳に

大きな影響を与えるのかというと

私たちの体内で覚醒剤に良く似た物質群が

大事な働きをしているからだ

それらの物質をモノアミン神経伝達物質という

環状炭素化合物に

窒素がぶらさがっているような形が共通している

有名な名前がいっぱい登場する

ドーパミン

Photo_9

グループの代表的存在で

後述するアドレナリンやノルアドレナリンの元となる

過剰でも不足でも様々な精神疾患の原因となる

アドレナリン
Photo_5

交感神経を興奮させるホルモン

闘争の時分泌されるホルモンで

痛覚を麻痺させたりもする

ノルアドレナリン
Photo_10

これもアドレナリンと同じようなホルモン

セロトニンと共に不足することがうつ病を引き起こす容疑者

セロトニン
Photo_7

うつ病や神経症への影響が注目されている

ヒスタミン
Photo_8

抗ヒスタミン剤という薬品のほうで有名

アレルギー反応に大きく関わる神経伝達物質

 

これら我々の体内で働く神経伝達物質が

先日の「覚醒剤」とよく似た姿をしていることを

確認していただきたい

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覚醒剤(分子模型)

2009-08-19 | 分子模型図鑑

芸能ニュースどころか

このところトップニュースにもなっている覚醒剤の事件

覚醒剤とはどんな化学物質なのだろう

アンフェタミン

Photo

メタンフェタミン

Photo

上記「アンフェタミン」「メタンフェタミン」の2種が

覚醒剤と呼ばれるものだ

ベンゼン環をもったアミンの一種だ

特にメタンフェタミンのほうは

戦前の日本で発明された物なので

ヒロポンだのシャブだのスピードだのと

愛称を幾つももらって親しまれている

エフェドリン

Photo_2

メタンフェタミンの合成に成功したのは

20世紀初頭・・・

戦争に向かう日本にとっては

疲労知らずの兵隊を作り出す魔法の薬品だった

原料は漢方で生薬として使われていた麻黄

そのマオウに含まれるエフェドリンという物質が

覚醒剤の原点である

神酒(ソーマ)と呼ばれる古代インドの祭祀用飲料には

マオウが使われていたのではないかといわれる

元気回復の特効薬であった覚醒剤も いまやものすごい悪役

習慣性さえ無ければもうちょっと便利だっただろうにね

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黒日陰(クロヒカゲ)

2009-08-18 | 昆虫

P1010799

墓参りに行って見かけた蝶

ヒカゲチョウに限らずジャノメチョウ科のチョウは

随分冷遇されている

子ども達にも「ガだ。ガだ」と避けられ

アゲハのようにちやほやしてもらえないのが可哀想だ

P1010800

思うに

この目玉模様も悪いけれど

主に色合いの地味さ加減がスターになれない原因なのだろう

もっと鮮やかな色だったら

ヒカゲ者ではなくなっていたのだろうね

P1010802

ヒナタチョウ?

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