日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

遠足?

2007-09-30 | 覚え書き(メイン)

先の金曜日は秋の遠足があった

私は6年生と一緒

秋雨前線が南下してきて悪天候が予想されたが

決行することになった

 

例年であれば本校の高学年は

兜明神登山とトドヶ崎灯台を交互に目的地にしていたのだが

今年から行く先が変わった

それもキャリア教育の指定のためである

R0011297

行き先その1

市内の部品工場の見学

雨が降っても関係ない場所だ

R0011332

行き先その2

T村の化石層の観察

行き先その3

民族資料館

というわけで

実質歩いたのは数百mで

遠足というのはおこがましいなと思うのだ

 

私のような

「遠足なんて遊びでいいじゃん。おおげさだなあ」

という考えは

「遠足といえど教育課程の一つです」

という正論の前には分の悪い戦いを強いられる

「楽しい遠足」を求める先生は

そんなに少ない訳ではないと思うのだけどねぇ

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蛇蜻蛉(ヘビトンボ)

2007-09-27 | 昆虫

「ヘビトンボについては明日の記事を参照のこと」

とか書いておいてなんだが

ろくな写真がなかった ○| ̄|_

Pa100014

R0011196

これがヘビトンボの幼虫

孫太郎蟲として「子供の疳の虫の治療」に使われたりした

ムカデみたいに足がいっぱいあるように見えるが

本当の脚は前の3対だけで

後ろの8対はただの突起物だ

上は「ヘビトンボ」

下はおそらく「タイリククロスジヘビトンボ」

違いは突起のつけ根にわき毛のようなエラがあるかどうか

クロスジヘビトンボはエラがなくて

尻尾を水上につき出して呼吸をする

 

ヘビトンボと呼ばれるけれど

勿論 ヘビではない

さらに トンボですらない

なぜヘビトンボというのかというと

成虫の姿から来ている

Dsc02278_2

Dsc04823

こんな写真しかないが

これがヘビトンボの成虫

首が長いカゲロウのような姿

ヘビが鎌首を持ちあげたようだから

ヘビトンボなのだ

上が「ヘビトンボ」

下がおそらく「タイリククロスジヘビトンボ」

「ヘビトンボ」は翅に黄班がある

 

怖そうにみえるが成虫は

樹液などをなめるベジタリアンだ

幼虫はバリバリの肉食で

トビケラ幼虫などと一緒にしておくと

大きなアゴでずたずたに食いちぎってしまう

人間様にも平気でかみつくので

素手で触る場合はご注意を

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水生生物調査

2007-09-26 | 昆虫

R0011193

5年生と一緒に水生生物調査に行った

川の中の生き物を調べることによって

きれいな川か汚れた川か判断するのだ

例えばこんな生き物がとれた

R0011234

上はトンボの幼虫ヤゴ

トンボの種類は分からない

ヤゴは皆同じに見えてしまう

下はヘビトンボの幼虫

ヘビトンボについては明日の記事を参照のこと

 

R0011259

中央はカワゲラの幼虫

右・上はトビケラの幼虫

右下はガガンボの幼虫

 

R0011237

ウズムシもいた

プラナリアと呼んだ方が有名かな

コイツの目玉はオバQみたいでかわいい

 

R0011230

こういう活動は子供達にとっても楽しいみたい

せっかく用意した長靴だが

ズボンまで浸水してしまっている子がほとんど

川の流れに足を取られて

上半身までずぶぬれの子も数人いた

R0011189

まわりにはヤゴから無事大人になったトンボたち

秋は自然の中で活動するに限る

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児童集会

2007-09-25 | 覚え書き(メイン)

今日は十五夜だということで

給食に月見団子が出た

子供でなくてもちょとうれしい

 

旧暦の8月15日なので十五夜には違いないのだが

月齢は13

満月になるのは明後日のこととなる

私は今日でなくあさって月見をすることにする

 

さて今日は児童集会

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児童会が考えたゲームを

縦割り班対抗で行なう

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ルールの把握しにくいゲームもあったが

子供達は大喜びで楽しんでいたようだ

ゲームの考案から運営までみんなを楽しませようと

がんばっていた児童会運営委員の皆さん

敬意を表します

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相撲大会

2007-09-24 | 覚え書き(メイン)

昨日は市の相撲大会

本校からも6人の児童が参加した

Dsc06146

例年であれば高学年も参加し

低学年に指導したりもしてくれるのだが

今年はちびっこばかり6人だ

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去年から要項が変わり

朝の8時から暗くなるまで拘束されるようになったので

連休の真ん中を相撲に取られるのを

高学年は避けたのかもしれない

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本校だけの傾向ではないようで

高学年の部の参加者は昨年より極端に減っていた

本校は練習不足に関らず

団体2チームのうち1チームが

決勝トーナメントへ進むことができた

Dsc06106

まわし一丁になっても寒くない

秋晴れの良い天気だった

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秋分の日

2007-09-22 | 覚え書き(メイン)

明日は秋分の日

祝日としての「秋分の日」は

閣議で決定される政治的なものだが

科学としての秋分日は

太陽の方向が地球の自転軸と直角になる日だ

 

もし地球の自転軸が傾いていなければ

いつでも昼と夜は同じ長さになる

実際には傾いているから地球に季節が生まれるのだ

 

「春分と秋分には昼と夜の長さが同じになる」

と一般に言われ

学校の朝礼などでもそのように教えられる場面をよく見る

しかし現実には

昼の方が夜より15分足らず長い

なぜそうなるのかというと

一つは大気による屈折が原因である

屈折というと

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このような水中での屈折を学校で習う

これは光の速度が空気中と水中で異なるために

起こる現象だが

実は光の速度は真空中と空気中でも異なるのだ

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するとどういうことが起こるかというと

太陽の実際の方角よりも早く日の出が拝める

夕方の日の入りは遅く見えると言うことだ

これで昼の方が夜より10分ばかり長くなる

 

第2の理由は

昼と夜の定義にかかわる問題だ

_1_1

春分・秋分の日の出・日の入りの太陽の位置は

Aのように太陽の中心で分ければ昼夜半々になるのだが

気象庁の(つまり一般的な)日の出日の入りは

Bのように太陽がちょっとでも顔を出せば日の出

全部沈むまでが日の入りということになっている

この違いで昼は夜より5分ほど長くなる

 

というわけで実際の昼と夜の長さが同じになるのは

秋分日よりも4・5日後のことになってしまう

だからといって

校長先生のお話に異を唱えたりするのは

大人げない話なんだよなあ

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尺蛾(シャクガ)

2007-09-21 | 昆虫

8月に撮った写真

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尺取虫である

人間が親指と人差し指で

長さを測るときのような動きをすることから

その名が付いた

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シャクガというガの幼虫である

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同じ場所で色違いの幼虫も見かけた

色は違うが彼らは両方とも

蓬枝尺蛾(ヨモギエダシャク)のようにみえる

 

尺取虫はなぜあんな動きをするのかというと

体の構造に秘密がある

チョウやガの幼虫は

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基本的にはこんな構造をしている

胸部の3節に1対ずつ

腹部の4~7節、10節に1対ずつの

脚を持っている

ところがシャクガの幼虫は

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4から6節の腹脚が存在しない

長い体の中央を歩行に利用できないために

尺を取るのである

 

ところで尺取虫のユーモラスな動きを見ているうちに

どこかで見たことがあるような気がしてきた

ゆうらゆうらと体を左右に振っている

どこで見たのかな

Dsc03099

写真を回転してみた

Photo_318

これは

Photo_319

ムーミンに出ていた

ニョロニョロではないか

似てるよね(^_^)

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一日参観

2007-09-20 | 覚え書き(メイン)

今日は一日参観

「いつ参観してもいいですよ」ということで

家庭と地域に案内状を出した

出しただけでは参観者が集まらないと言うことで

Dsc05920

祖父母との交流を企画する学年があり

Dsc05961

親子で工作することを考えた学年あり

Dsc05976

畑で収穫したカボチャを調理する学年あり

 

5時間の参観授業を消化するために

担任は様々な工夫を凝らしていた

親たちはいつ来てもいいから

自分の都合で参観すれば済む

かというとむしろ

ずっと学校にいなくてはならなくなって

大変になってしまった人もいるようだ

善し悪しである

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N板観光ホテル

2007-09-19 | 写真

還暦古希喜寿傘寿米寿卒寿白寿

などという

長寿の祝いを悉くスルーしてきた我々だが

このたび賢妹がやってくれた・・・

豪華ホテルへの一泊旅行である

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とはいえ

家から来るまで20分ほどのごく近所のホテル

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部屋の眺望は良かった

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この太平洋が眼下に広がるのだから圧巻

これで青空が出ていれば最高だったのだが

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広い部屋に皆で探検が始まる

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広すぎて、なぜか三点倒立を始める人もいたり

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やっぱり基本的に せまい所が好きなのね

  

Dsc05827

晩飯の時間となり済し崩しに

テレビを見ながら夕食

何の会かも分からぬまま部屋へ戻る

打合わせが足りんかったね >妹よ

不器用な子供達だからしょうがないね

健康で長生きして下され

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雨中祭礼

2007-09-18 | 写真

お祭り2日目の17日は

朝から雨だった

列車が止まるほどの降水量

だが神輿は止まらなかった

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剣舞も

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八木節も

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あらゆる演者が雨の中で踊る

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雨の中

平成19年度のお祭りが終わりを告げる Dsc05732

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