5年 「まぬけ村物語」
学校劇として古くから何度も上演された
オールウェイズな脚本である
戦のために兵を集めにきた役人に
村総出でまぬけを装い役人を追い返す喜劇
5年生練習はじめは棒読みで声も小さく
どうなることかと思ったが
化けた化けた
笑わせるための大事なセリフも綺麗に届いていたよ
特にお役人様を演じたT賢くん
舞台に出ずっぱりで長台詞も多い
本気で村人に呆れ返る演技が素晴らしかった
彼に主演男優賞を贈る
やはりよくできた脚本なので脚本賞
6年 「朝は来ていたのに」
戦争で家族を失い結核を病んで
防空壕の中で終戦をむかえながら
日の下にでることなく死んでいった少女の話
原作はムッちゃんの詩(中尾 町子)
実話だそうで映画化もされている
子供達は毎年毎年戦争の悲惨さを学んでおり
6年生はその集大成であるわけだ
この監督
音の使い方が異常に巧かった
音を流しながら自分で脚本を読み
長さを調節したらしい
役者としてはムッちゃんと町子の泣きの演技が特筆物
非常にリアルな号泣を聞いて
練習中も貰い泣きをしてしまった
ムッちゃんと町子の少女時代
並びに大人の町子を演じた3人の女優に
主演女優賞を贈る
さらに作品賞・音響効果賞
ちなみに私は照明を担当した
スポット2名とフット1名の暗転が同時に決まると
非常に気持ちよかったよ
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