すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

日中韓3カ国共通の絵本「へいわってどんなこと?」

2020年01月25日 | 日々思うこと

去る17日のNHKあさイチのプレミアムトークで、絵本作家の浜田桂子さんが登場し気になっていました。番組ではデビュー作「あやちゃんのうまれたひ」(福音館書店)をはじめ「へいわってどんなこと?」(童心社)、「わらう」(福音館書店)「てとてとてとて」(福音館書店)「まよなかかいぎ」(理論社)「るすばんかいぎ」(理論社)などの絵本が紹介されました。

浜田桂子さんは今までに20冊以上の絵本を発表し、お話しの多くは「命」「家族」「きょうだい」がテーマで、中でも「へいわってどんなこと?」は、15年前にスタートした「平和絵本プロジェクト」の一冊として浜田さんが書き下ろした絵本です。

また2010年から2018年にかけて、日中韓の3カ国で共通する11冊の絵本が出版され、ご自身が作家生命をかけて書いた絵本「へいわってどんなこと?」が先月、香港で出版されたばかりだそうです。

この「平和絵本プロジェクト」は、浜田さんら日本人作家が中国・韓国の作家に呼びかけて「平和」をテーマに書き下ろした絵本を3か国で出版、多くの子どもたちに届けようという絵本史上初の試みです。

これまで3か国の作家の間で交わされた議論など、絵本完成までの制作秘話を番組ではじめて知りました。そしてこのところ政治的にぎくしゃくしている日中韓ですが、民間レベルでの文化交流の高さに目を見張りました。

浜田さんは1947年埼玉県生まれで、写真はNHKあさイチHPからお借りしました。

また「マガジン9」で『浜田桂子さんに聞いた「戦前への反省」を投げ捨てて「子どもを粗末にする国」になった日本』を取り上げています。 https://maga9.jp/200122-2/?fbclid=IwAR2GpaZr9RJC79WqvnM4csYL-Wiu5Yt7hGbW4_rjP84UfqNHx6blcVK-Bzs


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