すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

第2次安倍改造内閣、女性閣僚らから見えてくるものは・・・

2014年09月03日 | 日々思うこと

本日午後、第2次安倍改造内閣の閣僚と自民党役員が発表されました。先ずは経済最優先を掲げ、女性の起用を意識したことで過去最多に並ぶ5人となり、初閣議後の女性閣僚らの記者会見に耳を傾けました。初入閣の松島みどり法務相は「死刑執行に署名することも覚悟して引き受けた。死刑制度は国民の8割以上が支持している」と肯定的な見解には身震いです。

女性閣僚の数はともかく中身はかなりの問題で、国会デモ規制を言い出した高市早苗政調会長は総務相に、首相の靖国参拝を推進し、統一教会系の世界週報に復古的な家庭再建を説く山谷えり子参院政審会長は国家公安委員長・拉致問題担当相です。稲田朋美内閣府特命担当大臣は自民党政調会長に就任ですが、沖縄戦の集団自決はなかったと大江健三郎著「沖縄ノート」の出版停止の原告弁護団でした。

また
稲田朋美氏は選択的夫婦別姓制度の法制化については、「家族の崩壊につながりかねない」と反対の立場で、さらに男女共同参画社会基本法を見直すべきと主張し、皇室典範改正問題では女性宮家の創設には反対をしています。第2次安倍改造内閣のこのメンバーでは女性の地位向上につかないのではと受け止め、真の女性の地位向上
をめざすなら民間企業や大学からの起用があって当然で、“ポーズばかりの改造”が見えてしまいます。

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今朝の散歩でご近所の栗の木に今年も実がいっぱいで“小さい秋”を見つけました。 秋を代表する栗は美味ですが、このトゲ(イガ)は要注意・・・。国も地方もリベラルな女性議員は減少し、自民党議員に至ってはアブナイ人がいっぱいで要注意のようですね。命を生み育む女性として学ぶことよりも大きな傘(会派)の中での保身で、男性議員共々の中央政権に右へならへの主体性のなさに厳しい声が寄せられても不思議ではないと感じる一日の終わりです。



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