すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「令和」を生きる“記憶と記録”

2019年05月01日 | 日々思うこと

連休5日目、皐月5月1日は労働者の祭典メーデーで、新元号のスタートがメーデーというのも不思議なものですね。そして元号が「令和」になることでメディアは連日、皇室の神話に基づく見たこともない非公開の「三種の神器」引継ぎの儀式に大騒ぎです。

そして平成の30年間を振り返える特番などで、福島原発事故はすっかり忘れられているようで悲しくなります。東京五輪を来年に控えて、原発事故の影響などないことをアピールしようと必死になっているかのようです。また各地ではお祝いムードに拍車を掛けて「万歳」が聞こえてきますが、改元が最近の息苦しい世の中を何とか明るくしてくれるかもしれないという期待感に溢れているようです。

植物が喜んでいるような静かな雨の庭で、プランターのイチゴ越後姫の花が濡れ、例年遅めに咲く赤いサツキの花が咲き出しています。これらは日頃手入れが行き届かずとも季節が巡るたびに楽しませてくれます。

私も自然とともに呼吸をしながら“原発ルネッサンス”に踊らされないよう「令和」を冷静に生き、“記憶は記録”と綴ってゆきたいものです。そして多くの皆さまに読んでいただくことにも感謝の思いで、一年前のブログを読み返す終日です。澤地久枝さんの「2000年の秋」より


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