すずきせいこの「日々雑感」

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糸魚川駅北大火、あれから3年の復興

2019年12月21日 | 日々思うこと

昨夜から気温が下がる寒い夜でしたが、日中には11度を超えるこの季節にしては暖かな土曜日です。明日で悪夢の糸魚川駅北大火から3年になり、今日の被災地では復興イベントが盛りだくさんです。

2016年(H28年)12月22日午前10時過ぎ、駅近くの中華店から出火した炎は最大瞬間風速 27.2m/sの南南東の強風により、あっという間に駅北の街なかに広がりました。約30時間燃え続け、焼失面積約40,000平方メートル、147棟(全焼 120棟 半焼 5棟 部分焼 22棟)、この大規模火災で犠牲者が一人も出なかったことが何よりでした。 

写真は糸魚川市HPより借用)

悪夢のあの日から3年、全国各地からの温かい支援も寄せられ復興が進んだものの、商店や事業所が4割ほどしか戻らず空地が多くなったことで大小の防災公園が8ヶ所整備されています。しかし災害時のための公園ということで、遊具もなく寂しいとの住民の声もあり“にぎわいのまちづくり”への今後の課題であることが伝わってきます。

上の写真は復興市営住宅で、公営住宅には珍しい木造3階建の準耐火建築で、糸魚川産の杉の集成材厚板パネルを活用し、災害に強くかつ伝統を継承した設計で、現在17世帯20人の被災者が入居です。(写真は公募型プロポーザルで最優秀設計の都内千代田区のスタジオ・クハラ・ヤギfbよりお借りしました)

糸魚川復興情報サイトもがんばっています。 https://hope-itoigawa.jp/news_victims/6246/


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