すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

被爆から68年目の広島、そして「日本丸」

2013年08月06日 | 日々思うこと

68年目を迎えた広島平和記念式典をNHKTVで視聴しましたが、松井広島市長の平和宣言と子ども宣言は借り物の言葉でないことが伝わってきました。その後に続く安倍総理には書いたものを読んでいるだけの空々しさを感じてしまいました。

安倍政権は福島第一原発事故による高濃度汚染水が海へ流出し賠償も除染も進まないというのに、国内の原発再稼動に積極的でさらに原発輸出を成長戦略にしています。松井市長の平和宣言では政府のインドとの原子力協定を批判し、国民の暮らしと安全を最優先にした責任あるエネルギー政策の構築を求めるものでた。ところが
安倍総理の挨拶は「非核三原則を堅持しつつ・・・、恒久平和の実現に・・・」と述べたものの、一方では武器輸出を視野に入れているだけに憤りさえ感じてしまいます。先の麻生副総理の「ナチス発言」といい、国のトップにこういう人たちを選んでいる国民性に悲しくなります。

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姫川港へ2日から停泊していた帆船「日本丸」が午後2時に出航するというので1時半過ぎに急いで港へ向かいました。お別れの“登しょう礼”を見ようと港はすでに大勢の人でいっぱいです。実習生106人は帆の先端のヤードに登って大きな声で「ごきげんよう」と三度連呼をする“登しょう礼”を披露し、汽笛を3度鳴らして2隻のタグボートに曳かれて静かに出港しました。

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独立行政法人の航海訓練所の練習帆船「日本丸」は“太平洋の白鳥”ともいわれ、後姿もまた美しく何回もシャッターを切りました。この後は小樽港を目指して日本海を北上するそうで、私も海沿いの国道を上越市まで車を走らせましたが、能生の弁天岩を過ぎても沖を航行する「日本丸」を確認することができました。
 


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