すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

只今計画中!オンカロ報告会とシベリア抑留特別展

2015年10月22日 | 日々思うこと

今日の天気予報は晴れと思い込んでいたら朝から久しぶりの雨になり、気温も低く肌寒い小雨の中を上越まで車を走らせました。目的は友人との打ち合わせで、新潟の立石由美さんが昨秋にフィンランドのオンカロ核廃棄物処分場を視察されたことで、その報告会を上越市でやろうという運びです。会場の予約などもあり日程はまだ決まっていませんが、年内に開催できればと計画中です。

オンカロといえば長編ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』でも取り上げられた高レベル放射性廃棄物の最終処分場で、小泉元首相も視察したことで地震列島の日本ではオンカロのような敵地がないと脱原発へ大きく舵を切りました。人類が生んだ最も危険な核廃棄物は、原発が停止し廃炉になっても絶対に解決しなければならず避けて通れない大きな問題であることはいうまでもありません。

避けて通れないといえば大筋合意のTPP問題があり、国会でしっかりと審議してほしいもので、憲法53条の規定に基づいて野党5党は臨時国会の召集を要請です。ところが政府・与党は首相の外交日程などを理由に、国会開会ではなく閉会中審査を2日間開くことで乗り切る構えです。新閣僚の不祥事などが指摘される中で、野党の追及をかわす思惑があるようですが、臨時国会を見送ることになれば極めて異例ではないでしょうか。

写真はご近所の柚子の木で、今年は天高くたくさんの実を付けて、根元も土に届かんばかりの実がいっぱいです。

gooから「一年前の記事」が届き、傘寿の誕生日を迎えた美智子皇后と故村山常雄さんのことを書き込んでいました。美智子皇后は「今、平和の恩恵に与っている私たち皆が、絶えず平和を志向し、国内外を問わず、争いや苦しみの芽となるものを摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切ではないかと考えています」と・・・。さらに「最近新聞で、自らもハバロフスクで抑留生活を送った人が、十余年を費やしてシベリア抑留中の死者の名前、死亡場所等、出来る限り正確な名簿を作り終えて亡くなった記事を読み、心を打たれました。戦争を経験した人や遺族それぞれの上に、長い戦後の日々があったことを改めて思います。」と・・・。そして一年後の今、美智子皇后の言葉をそのままアベ首相へ・・・。

去る7月18日の会議で上京の折、九段ギャラリーで見た『シベリア抑留を描く』特別展示を何とか当市で開催できないかと思案してきましたが、総務省の委託先の平和祈念展示資料館の学芸員の方と打ち合わせを進めています。そんな中で上越の友人から今日、先日のスタンディングで初対面の女性と話しをしていくうちに、「叔父がシベリア抑留で消息不明、能生の村山先生を訪ねて知ることができた」と聞いてビックリしたと・・・。私もこのことに驚き村山常雄さんの功績と、みんな見えない糸でつながっているような・・・、そんなことでオンカロ報告会とシベリア特別展は只今計画中です。


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