今日は孫たちの小学校のフェスティバルや、市民会館では市制10周年記念事業の演能「山姥」の舞台もありましたが、朝から月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会の合同役員会を優先しての上京です。毎月の運営委員会とは違って今日は時間に終われ心身ともにかなり疲れてしまい、デジカメを持参したもののシャッターを押すことをすっかり忘れて暗くなった東京駅ホームでやっと気づく有様です。
ところで先週土曜日には白馬村へ出かけ、翌日の日曜と木曜には上越市まで出かけ金曜日は陶芸教室と、この一週間の過ぎ去る速さに驚いています。いつの間にか蓮華温泉へのビワ平ゲートも降雪期になることから閉鎖され、来年7月まで車道通行止めとなり今年も蓮華の紅葉はおあずけで、新潟焼山の初冠雪もなかなか撮ることができません。
また先週土曜日に新潟ビックスワンでの「アルビレックスVS松本山賀FC」を観戦した孫たちでしたが、翌日曜日には上越・妙高地域を含む少年サッカーチームはスタジアムで順位のない「デンカビックスワン杯フェスティバル」で、“一生に一回”(?)のビッグチャンスは地元企業の計らいがあればこそと喜んでいます。そして「東北電力」から「デンカ ビックスワンス タジアム」になっている外看板を写真で始めてお目にかかりました。
ところで糸魚川市議会総務文教常任委員会(伊藤文博委員長)が21日から3日間の日程で市外調査を行っていますが、一日目に柏崎刈羽原発の視察とあって驚いた人たちが多いようですね。当市は東北電力エリアで、停止中の東京電力原発を視察地に入れる目的は何だろうと疑問に思うのは当然のことかもしれません。関係者に詳細を聞いてみると、その目的は原発の安全対策で伊藤委員長の要望で再稼動云々ではないということです。
この4月に東京電力新潟本社ができ、月刊情報誌「CARREL(キャレル)」への広告紙面について、「地殻変動と原発再稼動への不穏な動き」と6月30日付けで書き込みました。その後、東京電力新潟本社は県民への原発啓発と広報が主なミッションとあって注視してきましたが、水面下で同社は議会対策や建設業界・商工団体などへの動きも活発で今日に至っています。市議会常任委員会がこの時期に糸魚川市民と直接関係のない停止中の東京電力柏崎刈羽原発の安全対策を視察するというその背景にキナ臭いものを感じてしまうのは私だけではなさそうですね。