すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

民意無視の秘密保護法案と中身の検証

2013年12月04日 | 日々思うこと

特定秘密保護法案に各分野から反対の声が続出で、高畑勲監督や山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人の「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が昨日発足をしました。わずか4日間で宮崎駿監督や吉永小百合さんら264人が賛同人になり、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表しております。高畑監督の「安倍政権を生み出してしまったのが他ならぬ私たち国民自身であることに愕然とせざるをえません」の言葉が心にストンと落ちました。

 

また先月25日、衆院特別委員会の地方公聴会が福島市で開かれましたが、自民党の推薦者の浪江町町長を含む7人の意見陳述者全員が法案に反対という異例さでした。昨3日の参院特別委員会でも参考人質疑を行っていますが、ここでも意見陳述の3人の参考人全員が法案への慎重姿勢を表明し、自民党の石破幹事長の「テロ発言」にも批判です。このような民意を無視して今臨時国会の会期中に何が何でも成立させようとしている安倍政権、衆参国会の“ねじれ”がなくなったからといってのやり放題は大きな禍根を残すことでしょう。

X

今日は「秘密保護法に反対する糸魚川の会」主催の緊急講演会があり、呼びかけ人として夕方には会場のビーチホールまがたまへと急ぎました。講師は新潟合同法律事務所の斉藤裕弁護士で、日弁連の資料を基にしてこの法律の中身をしっかりと検証し、問題ありすぎの法案であることを再認識です。遅くに帰宅し、さいたま市在住の藤木節子さん制作のステンドグラスのクリスマスツリーに癒されながらの夕食ですが、久しぶりに頭を酷使したことで疲れてしまいました。

※2日の新幹線の書き込みで、「国道とJR在来線に平行してその山側に走ります」は市役所などの街なかで、場所によってはこの位置が異なり、写真の姫川橋辺りでは国道の北側ですので誤解のないよう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。