すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

歴史を知り、戦争の悲惨さを伝えることの重さ

2018年08月11日 | 日々思うこと

昨日からの雨降りで涼しい朝を迎えました。9時半からのUX新潟TVで長野県松代大本営のことを取り上げており、番組登場の人たちが松代大本営を「知らなかった」というので驚きながらしばらく視聴です。私も30年前に一度訪れただけですが、現地説明は保存会の元高校教師でした。

第二次大戦中に使われるはずであった巨大地下壕の大本営に驚いたことを記憶です。昭和から平成の節目とあって保存会の元教師は参加者らに天皇制について問いかけましたが、曖昧な答えに「みなさん、近代史を学んでください」と呼びかけていたことが印象でした。今、73年が経過して当時を語る人が少なくなっていることが番組から伝わってきました。

近所の臨海公園の道路沿いの夏に強いムクゲは、雨が降らなかったためか今年は花数もまばらで元気がありません。

夕方のTBS報道特集「隠された戦争の記録」を視聴し、8月15日の敗戦直後に国の命令により全国各地で軍事機密のため戦争に関わる大量の資料が焼却されていたことを知りました。

また日本初の超高層ビルの霞が関ビル(1969年竣工)を設計した池田武邦さん(94)は、日本海軍最後の軽巡洋艦「矢矧」(やはぎ)の航海士として昭和20年4月、沖縄へ出撃しアメリカ軍に撃沈され沈没する直前に奇跡的に生還を果した一人です。池田さんは未公開のその写真を紹介し、戦争の悲惨さと過去を知ることの重要性を語っていました。https://jcc.jp/news/13785832/

平和の反対は戦争でなく無関心で、近代国家が歩んできた歴史を知らず無関心でいては同じ過ちを繰り返すことでしょう。昨日のブロ友Kさんの今朝のコメントで、シンガポール国内のことも初めて知りました。

「取り上げていただいてありがとうございます。日本の教科書から消えた原爆雲はシンガポールの1982年版教科書に大きく取り上げられ、原爆投下の様子がビジュアル版1ページを使って詳しく再現されていました。またシンガポールのある女性が日本留学を希望したのに親の反対でかなわず、アメリカ留学となり、その途次、我が家に一泊した折、親は原爆投下を知って、これで戦争が終わると喜んだという話に衝撃を受け、未だに忘れられません。原爆投下の悲劇はそこまで教えて初めて成立すると思っています。」と・・・。http://blog.livedoor.jp/masahiro16/

昨日と同じ場所の一年前の写真です。頚城の山々はガスに被われていますが、田んぼの稲はすでに色付き稲穂がいっぱいであったことを記憶です。

旧盆を前にして気合いを入れて動き回っていますが、去る7月24日に教育委員会へ問合せをした市内小中学校(18校)のエアコン設置について、その後、検討され設置をする運びになりホッとしています。

設置予定は171室で経費は概算3億円、国の補助3分の1で採択された場合は3年をめどにした年次計画ということです。子どもたちの命に直結ですから、優先度を高めて早急な実施をと切に願う終日です。


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