すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

冬季五輪、国境を越えたオリンピック精神

2018年02月19日 | 日々思うこと

平昌(ピョンチャン)冬季五輪の17日、フィギュアスケート男子で羽生結弦選手が金メダル、宇野昌麿選手が銀メダルという歴史的快挙に日本中が沸き立ちました。特に右足の怪我を乗り越えて金メダルを獲得した羽生選手に感動ですが、アベ首相は東京都内の私邸から「日本人として誇りに思う」と祝福の電話で、その映像をメディアが一斉に報じているので何だか違和感を感じてしまいました。

私邸にメディアを招き入れて撮らせ、官邸HPやツイッターやインスタ、fbにも動画投稿されているので、羽生選手を讃えるというより“羽生選手に電話する首相”をアピールしたいようで、ノーベル平和賞受賞のICANへの冷淡さを考えれば異常にも思えてしまいます。

また羽生選手に続いて、スピードスケートの女子の小平奈緒選手が金メダルに輝き、日本選手団主将として冬季大会初めての金メダルです。順位が確定した直後、涙を流す銀メダルの韓国の李選手を抱きしめる小平選手の姿に胸が熱くなり、国境を越えた真のオリンピック精神が伝わりました。

今日の夕方、家から少し離れた住宅地へ出かけると、除雪された高さ2メートルを超える雪山で子どもたちが遊んでおり、「ブログに載せるので写真を撮らせて」と言うと大喜びです。孫の同級生でサッカー教室のお友だちもいて、女の子からは「○○クンのおばあさん!?」と・・・、そっか、私は「おばあさん」でした。(笑)

ところで昨日の市民スキー大会アルペン競技(ジャイアントスラローム)で上の孫が入賞し、その賞状に目を細めました。山の小学校の友達にはかなわないけど、海が目の前の小学生も日頃のがんばりの入賞で本人も嬉しそうです。

政治色の強かった9日から開催の平昌冬季五輪は後半になり、メダルの色に関わらず頑張る選手らの姿は多くの子どもたちにも夢を与えたことでしょう。そして長野大会からの20年、これほど真剣に観戦したことがなかった冬季五輪です。


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