すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「希望への道」しるべは「戦争への道」しるべ!!

2017年10月06日 | 日々思うこと

衆院選を前に日本の政治は三流といわれる中で、昨日の日系英国人作家のカズオ・イシグロさん(62)のノーベル文学賞受賞を嬉しく思います。イシグロさんは長崎市で生まれで5才の時に英国へ移住し、「私は日本の両親に育てられた。モノの見方、振る舞いは日本に大きな影響を受けている。日本には感謝している」と繰り返す爽やかさです。

ところで希望の党の「政策協定書」という名の踏み絵は、まさに奴隷宣誓書のようで、ここにサインをして国会議員を目指す候補者らの資質にあ然としてしまいます。 本日発表された希望の党の公約に④原発ゼロへが加えられたものの、⑧憲法改正が記述ですが、どこをどう改正するのか肝心のことが見えず。立憲主義を踏みにじり集団的自衛権行使の安保法制については自民党と同じですから、公約の憲法改正は「戦争への道」しるべで、希望とはほど遠いことが伝わります。

また「希望への道」しるべ12のゼロの⑩花粉症ゼロの明記に、米山知事をはじめ驚いている人が多いようですね。花粉症の原因とされる杉は昔から国内に分布しており、花粉症が騒がれたのは近年のことで、農村地帯よりも花粉症で苦しんでいる人は東京などの大都市周辺に多いのも不思議です。さて小池党首は国内の杉を全部切り倒すとでもいうのでしょうか、秋のブタクサもあり画期的な特効薬がなさそうです。

また花粉症の原因が杉だけでなく、車の排気ガスの影響ともいわれていますので、そちらの対策も不可欠で一夜漬けの公約に明るい希望を抱くことができません。

秋も日増しに深まり、夜は寒さを感じるこの頃で、ドーム新潟焼山も少し色付いてきました。

写真は数年前、藍染め教室で麻布に十五夜とウサギと萩をデザインしたオリジナルのタペストリーです。先ず柿渋紙に移した絵を彫る作業で、藍液で3回ほどに分けてグラデーションを出したお気に入りですが、茶の間に飾っても家族はまったく無視状態で、先生から「1万円でも売れますよ」が救いでした。

夕方のローカルニュースで、新潟1区の西村ちなみさんの「立憲民主党」からの出馬決定が伝わりました。先の民進党代表選挙で西村ちなみさんは、前原さんでなく枝野さんを支援していただけに当然の判断と受け止めています。何はともあれ、新潟6選挙区で全員当選をめざすことが“戦争への道”の回避です。

そして夜7時のNHKニュースで、ノーベル平和賞をスイス・ジュネーブに拠点を置き、日本のNGOも参加している「核兵器廃絶国際キャンペーン」(I CAN)に授与で、核兵器の非人道性を訴え続けた活動が評価です。政治は三流でも、民間レベルでの活躍に嬉しさが倍増です。 明日は上越リージョンプラザで、無所属出馬の梅谷守決起集会が行われ、いよいよ選挙ボードになり私もまた忙しくなります。


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2 コメント

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頑張ってください (A.yamada)
2017-10-06 23:00:26
十五夜とうさぎのタペストリー色合いも図柄も素敵です。

平和のための活動陰ながら応援しております
お忙しい日々が続くと思いますがお体に気を付け頑張ってください。
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Unknown (すずきせいこ)
2017-10-06 23:16:07
A.yamada さま
早速のコメント、ありがとうございます。
衆院選、ご家族ともどもご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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