すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

閣僚人事、見えるものと見えないものと・・・

2014年09月08日 | 日々思うこと

昨朝は雲もなく黒姫山はくっきりで秋の気配を感じます。近くの「ハマナスロード」は今や「雑草ロード」と言われるほどブタクサなどに被われて、市道はお恥ずかしいほどの放置状態です。そして今日は中秋の名月、夜には東の空にまんまるのお月さんがくっきりと・・・、虫たちも大合唱のにぎやかさです。

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にぎやかといえば、第2次安倍改造内閣の人選について早くもネット上で疑問視ですが、メディア各社の全国世論調査では安倍内閣の支持率が急上昇です。特に女性閣僚が最多に並ぶ5人に増やしたことについては、「評価する」が「評価しない」を大きく上回っていますが“マッチョな右寄り”を評価していることには驚きです。

中でも注目が新設の「女性活躍担当相」、何だかオカシなネーミングで初入閣で就任した有村治子氏、「WINWIN」で推薦した唯一の自民党候補とはいえ、選択的夫婦別姓制度に反対の立場をとっていたことなどがうまく隠されています。安倍首相は「全ての女性がその生き方に自信と誇りを持ち、活躍できる社会をつくるため総合的かつ大胆な政策を進めてもらいたい」と有村氏に熱いメッセージですが、男女共同参画、少子化対策、規制改革といった関係分野で具体的にどのようなことをするのか未知数です。まあ、これを機にあらゆる分野における女性の地位向上を一気にアップとならば文句なしですが・・・。


未知数といえば小渕優子経済産業相も同様ですが、何としても原発再稼動を進めたい首相にとっては、国民の支持を得るため女性というソフト路線を打ち出したかったことは見え見栄です。その小渕大臣は昨7日、就任後初めて東京電力福島第一原発を視察し、視察後に廃炉や汚染水対策について「全体としてコントロールされている」という“ド素人”の認識でした。放射性物質が海に流出している問題で、今年5月までの10カ月間に第1原発港湾内に出たストロンチウム90とセシウム137が計約2兆ベクレルに上る可能性が高いことが7日、東京電力の資料などで判明し、港湾内の汚染はより深刻です。5日付け日刊ゲンダイで元法大教授・五十嵐仁氏は、華も能力もない「安倍ガールズ」女性閣僚5人の“正体”をズバリ指摘でした。

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朝の愛犬との海岸散歩でラベンダーと思しき紫色の花に近づくと盆花(ミソハギ?)の群生でした。昨夏には見なかったはずで、種がどこからか飛散してきたようで、ふと福島原発事故でコントロールできない汚染水はいつかは日本海にも流れてくるのかなあと・・・。



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2 コメント

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女性閣僚に付いては同じ印象を持ちました。 (いちよう)
2014-09-09 09:15:16
女性閣僚に付いては同じ印象を持ちました。
風が吹くと(吹く前から?)一斉に右になびく人達です。
以前より露骨に仲間を増やしたと言う気がします。

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いちよう さま (すずきせいこ)
2014-09-09 18:56:23
いちよう さま

共感のコメント、ありがとうございます。
女性閣僚を多くすればよいという単純なものではなく、
その資質が問われているのですが・・・。
安倍首相の“お友だち人事”に憂いてしまいます。





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