すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

たかがトイレのことですが・・・

2014年02月09日 | 日々思うこと

昨土曜日は下の娘夫婦と一緒に小雪の中を富山市まで出かけました。久しぶりの大和デパートはバレンタインデーの買い物客で賑わっていましたが、その前に富山駅前のファッションビル・マリエに立ち寄りました。北陸新幹線駅は在来線駅の高架駅になるそうで、着々と工事が進んでいるようでした。

マリエ5階の『富山県グットトイレコンテストさわやか賞』(H17)を受賞した「温森(ぬくもり)トイレ」のことは以前、ホームページでも書き込んだことがありますが、今回は6ヶ月になった孫も一緒なので授乳やオムツを取り替えるスペースのことが気になりました。さすが森の温もりを感じるように小さな木片を積み木のように重ねて、子どものトイレを中心とした広場と男女のトイレ、車椅子トイレなどの空間をうまく創り出しています。トイレの機能だけを考えるととても贅沢なスペースですが、公共施設にもこのようなトイレがあったら楽しいだろうなあと・・・。そんなことで娘のスマホを借りて何枚かを撮ってマイPCへ送信したのですが、残念ながら重すぎたのか時間が経過しても着信ができません。写真は"富山あるきまわり隊"の富山国際大学生さんのブログ(2010年11月28日)から借用したものです。

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ところで都知事選は舛添氏の圧勝で終わりました。メディアは「景気対策に東京五輪、少子高齢化対策・・・。課題が山積する都政の現状を見つめた1000万人の有権者の前に、シングルイシュー(単一争点)の風は吹かなかった。」などと終始冷淡な扱いです。"トイレなきマンション"への危機感でいのちの大切さと「脱原発」を訴えた初老の元首相のタッグに、私もエールを送ってきましたが残念な結果となりました。

長岡市の大平美恵子市議は2日付ブログで、76歳で意を決して烽火を上げた「ひとの覚悟」というもののかたちを見た思いがすると・・・。そして「巨大な風車に立ち向かう ドン・キホーテ。この老いた戦士の捨て身の行動を、笑わば笑え。 笑うあなたには 決してできはしない行動だ。」と書き込んでいましたが、まったくの同感です。たかがトイレ、されどトイレ・・・、「世界一の東京をめざす」ということですが、これから
"トイレなきマンション"を作り続けてよいのか、2020年の五輪のもっと先の次世代のために日本中が避けて通れない課題でもあるはずで、"春は名のみ"の凍える寒さの夜です。


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