今年も残りわずかとなり、綴っておきたいことがいっぱいですが整理されずに時間が過ぎていきます。
「桜を見る会」の一連の問題で24日、野党の追及の政府側へのヒアリングで与党枠の招待者とされる受け付け番号「60番」について、国立公文書館に保管されていた2006年の「桜を見る会」決裁文書が示しされました。
前年05年の「桜を見る会」の「分野別招待者数」という区分表があり、「60番」には首相が割り当てられていたことが分かり、政府側は「05年はそうだったのかもしれない」と事実上、首相枠を示す番号の存在を認めました。
アベ政権による答弁拒否の多さといい、IR(統合型リゾート事業)を巡っての現職国会議員の現金の不正な授受といい、国の政治のあり方が大きく問われる一年でした。
また世界のメディアが注目の15年4月に性的暴行を受けたとしての伊藤詩織さんの一連の裁判について、一度も書き込みがないことに気が付きました。去る19日に民事勝訴判決を受け外国特派員協会、山口敬之元TBSワシントン支局長の記者会見はおぞましくは呆れるばかりでした。続く詩織さんの記者会見では、逮捕状を持ち成田空港で帰国する山口氏を待ち受けていたが逮捕が執行されなかったことを問題視でした。
その後、逮捕を中止した当時の中村警視庁刑事部長は菅官房長官の元秘書であったことが分かり、山口氏はアベ首相と近い関係でもあり、一連の事件に政治的な背景があったことが否めないと受け止めながら、森友学園加計学園問題に続くアベ政権の私物化を重ねてしまいます。
そして今夜はNHK10時から『陽水の50年~5人の表現者が語る井上陽水~』(75分)を視聴です。大好きな井上陽水50年の名曲がたっぷりで「♪少年時代」いいですね。その漫画版の藤子不二雄Ⓐが戦時中に疎開し舞台となったお隣り富山県朝日町、何年前だったのか町の体育館でのライブにファミリーで出かけたことを思い出しながら、正確には記録が飛んでいます。
またこの一年、多くの知り合いや同級生らが旅立って悲しいことが続きましたが、私はまだこうして書き残したことを綴れる幸せに感謝の年の瀬です。