すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

柏崎刈羽原発の廃炉計画と原発再稼働と

2019年08月26日 | 地震・原発

昨夜は一気に気温が下がって深夜には21度の肌寒さでした。今朝は爽やかで、遠距離通学の上の孫は2学期のスタートで、下の孫は9時過ぎにやって来て残り少ない夏休みの自由研究に追われているようです。

原発問題の続きです。東京電力HDは本日、柏崎刈羽原発について、6、7号機の再稼働後の5年以内に1~5号機の1基以上の廃炉を検討する方針を柏崎市の桜井市長へ伝えました。東電が同原発の廃炉の検討方針を示すのは初めてですが何とも曖昧な回答で、再稼働を条件としていながら廃炉計画の具体的なことは不明確で、これまでの東電社の体質を考えると信用できるはずがありません。

また東京電力の小早川社長は「電力会社としての供給責任がある」とし、去る6月の新潟・山形地震で、柏崎刈羽原発を巡る伝達ミス問題に限らず、福島第一原発事故を忘れたかのようなコメントです。

そんな中で原発の避難計画についても、冬期間の“ホワイトアウト”や地震における避難道路の寸断など、計画を策定すればよいというものではありません。世界中で最も大地震が多発する日本列島で、目先の原発ビジネスを優先する人たちの精神状態と核物質の危険性への認識の希薄さに悲しくなってしまいます。

一年前に原発のことを書き込んでおり、記録することは記憶に勝ると実感です。暦の上の“処暑”の酷暑と原発と