すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

日韓関係の悪化と平和を願う8月

2019年08月03日 | 日々思うこと

昨夜も四夜連続の熱帯夜でいつまで続くのでしょうか、今朝8時にはすでに30度を超す暑さです。猛暑にもめげずに咲く一日花のムクゲは韓国の国花で、日本では茶花としても用いられてきました。

このところの日韓関係の対立は当初、フッ化水素の輸出が軍事転用可能ということが発端でしたが、ここまで来てしまったのかと憂い、その亀裂をメディアは“経済戦争”と伝えています。日韓双方の見解の違いがあるものの“北風と太陽”政策を重ねながらアベ政権の外交の貧しさを感じ、せめて一般市民を巻き込まないでと願うばかりです。

そんな中で午後3時からNHK特集ドラマ『夕凪(なぎ)の街 桜の国2018』を視聴で、『この世界の片隅に』で知られる漫画家・こうの史代のベストセラーのドラマ化です。被爆地の放送局として、核と平和に向き合う番組を制作し続けてきたNHK広島放送局の昨年の再放送です。

舞台は昭和30年、原爆に人生を翻弄されながら生きる女性とその家族のひたむきに生きる姿を描き、主人公の平野皆実の会社の同僚が「打越アキラ」で、偶然とはいえ「桜の国」と「打越」に驚きです。原爆とは家族とは、そして平和に向き合える感動の番組でした。

今夜9時からはアニメ映画『この世界の片隅に』で、8月ならではのNHKの取り組みで、コトリンゴさんの映画音楽にも改めて耳を傾けたいと思います。