昨19日は安保法の強行成立から一年です。「違憲なものは、何年経っても違憲!」 「本当の絶望とは、私たちが声を上げなくなったときにやってくる」、そんな思いで国会議事堂前をはじめ全国各地で“怒りの声”が上がる「9・19」でした。
憲法を守る糸魚川共同センターでは4時半から、雨の中を市役所前公園で市民集会を開催です。上越から馬場弁護士も駆けつけてくださりお話しが持ち時間よりも早く終わって、司会進行の担当者として終始ハラハラどきどきで、5時まで時間を延ばさねばと緊張です。
何とか共同センター事務局の二人と、上越から参加してくださった「消費税、憲法かえれば戦争税」という会のNさん、民進党糸魚川代表のSさんより急きょスピーチをお願いして時間を引っ張りました。5時からは予定通りパトカー随行で、雨の中を市内中央大通りパピー奴奈川店前まで「戦争法は廃止!」「若者を戦地へ送るな!」など、総勢約70人のシュプレヒコールで行進です。
参院議員の森ゆうこさんと合流した頃は雨も止み、聴衆らは国会議員としての力強い街頭演説にしばし耳を傾けました。当方との打ち合わせ不十分で、いったん終わってまたマイクを持っていただき知事選の候補者擁立の動きなどをお話していただきました。
6時前に解散し帰途に着きましたが、緊張感から開放されたものの足元までびっしょりと濡れたこともあってか悪寒が続きました。立憲主義をないがしろにして成立した安保法制は何年たっても憲法違反であることは変わらず、子どもたちの未来のためにも“怒りの声”を上げ続けてゆくことを確認し合う「9・19」でした。
三連休明けの今日も冷たい雨降りで、稲刈りがこれからという中山間地は大変です。そして一年前のブログでは『安保関連法成立、 絶望から法廃止への希望』を書き込んでいました。改めて記録をすることは自分自身の“あしあと”でもあり、鼻をグスグスしながら読み返す寒い一日の終わりです。