Andyの散歩日記

千葉県を中心に散歩しながら野鳥写真を楽しんでいます。

北海道 大雪山 散歩III

2019-07-22 18:02:21 | 日記
7月17-19日

蝶々編

今回の目標は、赤岳での高山蝶の撮影だったが、成果がすくなかった。銀泉台の登山口から 2時間以上の急坂を登る体力に自信がなかったので、重い望遠レンズを車において ゆっくりと3時間かけてコマクサ平へ到着した。途中 すれ違った地元の方と思われるカメラを2台携えたひとにウスバキチョウの撮影は、できたか尋ねてみると 朝早くに 色がなくなったメスの写真を撮れたが、ほとんど飛んでいなかったとのことだった。去年、今年と急激な天気の変化でコマクサが枯れてしまい、ウスバキチョウが極端に少ない、撮影したいのならば 時期を改めて 6月末が 良い、7月中旬では、遅すぎるとのことだった。また、ほかの高山蝶は、赤岳頂上付近では、アサヒヒョウモンが見られたが、この時期では、ほかには見られないと教えてくれた。なにしろ、1頭でも撮影できればと足を速めた。コマクサ平では、2人の方が 望遠レンズ、三脚を携えて 寒い中をじっと待っていた。お話を聞くとやはり、朝早くに 登山道に1頭止まってくれたが、かなり弱ったメスとのことだった。寒く2枚のシャツとコートを新たに着込み 寒さをしのぐ。コマクサは、50メートル離れた場所に群生してウスバキチョウらしきのが、2-3羽低空飛行するが、双眼鏡でも 確認できない。そのうち、5メートル先に1頭飛んできたが、ハイマツのなかに潜って 出てこなかった。しばらくして、シマリスにびっくりしたのか、上に飛んだが また 奥のほうへ行ってしまった。先に来ていた2人のかたは、こんなに寒くては 出てこないだろうと判断して 荷物をまとめて帰ろうとすると荷物の先にシジミチョウが飛んできた。カラフトルリシジミが出たと蝶々に詳しいかたが、教えてくださり、ハイマツに止まったところを撮影できたが、やはり 寒いせいか 羽を広げてくれなかった。二人の方も 気を取り直して また 下山を思いとどまったが、気温が少しは上がったせいか ウスバキチョウも登山道のほうへ飛んできてくれるが 止まってくれない。12時を過ぎると ほかのひとは、これ以上待てないと下山を始めた。私は、このために 来たので もう少し待ってみようと粘る。そのうち、ドローンをコマクサ平の上を飛ばす人が現れて 騒音が気になりだした。ドローン飛行が終了したので、登山道を何度も歩くと アサヒヒョウモンらしき蝶が、ハイマツのなかへ入って出てこない。また、そのハイマツの方向にウスバキチョウが飛んできた。20メートル先の岩に止まったようだが はっきり確認できない、とにかく シャッターを押し続けた。やっとで 証拠写真程度の撮影ができた。100ミリマクロでは、これが限度だろう。望遠レンズを持ってくればと後悔した。  
コマクサ平


ウスバキチョウ



ウスバキチョウの幼虫?


カラフトルリシジミ(準絶滅危惧種)




コヒオドシ


他の生き物
シマリス








クマバチ


その他の場所
サカハチチョウ(北海道ならば、アカマドラを期待したが)


ウラギンヒョウモン




ヤマキマダラヒカゲ


オオチャバネセセリ


コチャバネセセリ


エゾスジグロシロチョウ


その他動物
エゾシカ


キタキツネ


大雪山の高山蝶撮影は、またしても 来年への宿題となった。