3月6日(金)
前夜、昔、清里へ行った時、ベニマシコが、たくさんいたことを思い出し、もう一度行ってみようと清里駅に降りた。駅の南側にあるはずの大きな公園を目指すが、積雪が多く、ずぶぬれになりながら進むが、現在は、子供の森(?)になっていて、立ち入り禁止区域となっていた。ここを、諦めて、吐竜の滝のカワガラス、ミソサザイ等を見に行くことにした。ここも、私以外は、誰もいなく、野鳥を探すが、鳥影が見えない。撮るものがないので、滝のしぶきをうまく撮れないかトライしていると、上のほうから、黒くて大きなものが、降りてきた。滝の入口に「ツキノワグマに注意」の立て看板を思い出し、咄嗟に逃げる態勢をとるが、よくよく見ると真っ黒なカモシカであった。これは、願ってもない撮影チャンスだとシャッターを押す。推測するに、上の雪山では、餌がなく、滝の脇に生えている、枯れ草を食べに来たところだ。間に滝があるので、カモシカも私に恐れず、15メートルくらいのところで、ゆっくりと枯れ草を食べていた。30分くらい対面していた。こちらも飽きて、後ろの林のほうへ歩くとコガラ、エナガ、カヤクグリが出てくる。特に数羽のカヤクグリは、名のごとく、藪のなかをちょこまか動きなかなか撮影がうまくいかない。そのうち、地元の3人の小学生が、川の横の道を登ろうとしている。滑るので危険だろうと思えたが、彼らでも行けるのならば、私は、清里駅方面へ行く山道を行こうと勇気が出てきた。幸いにも、道に足跡が残っていて、安心した。しばらく足跡をたどって登っていくと、この足跡は、子供にしても小さいと思えてきた。そのうち、道ではない方向にも足跡がある。変だなと気付く。これは、人間ではなく、シカの足跡なんだと解る。もはや、戻るのも遠すぎるので、雪に埋もれながら、かすかに判断できる山道を進むことにした。頭上で餌を抱えたクマタカらしき猛禽類が、松の木から逃げて行くが、撮影どころではない状態だ。1時間ほど歩くと保育園の前に出てやっとほっとした。道に迷ったら大変なことになったと胸をなでおろす。
「すわっクマだあ」と思えた。
カモシカは、シカの種類ではなく、牛科に属している。この顔をみると牛そっくりだ。
カヤクグリ(名前の謂れが解る)
コガラ
アトリ
前夜、昔、清里へ行った時、ベニマシコが、たくさんいたことを思い出し、もう一度行ってみようと清里駅に降りた。駅の南側にあるはずの大きな公園を目指すが、積雪が多く、ずぶぬれになりながら進むが、現在は、子供の森(?)になっていて、立ち入り禁止区域となっていた。ここを、諦めて、吐竜の滝のカワガラス、ミソサザイ等を見に行くことにした。ここも、私以外は、誰もいなく、野鳥を探すが、鳥影が見えない。撮るものがないので、滝のしぶきをうまく撮れないかトライしていると、上のほうから、黒くて大きなものが、降りてきた。滝の入口に「ツキノワグマに注意」の立て看板を思い出し、咄嗟に逃げる態勢をとるが、よくよく見ると真っ黒なカモシカであった。これは、願ってもない撮影チャンスだとシャッターを押す。推測するに、上の雪山では、餌がなく、滝の脇に生えている、枯れ草を食べに来たところだ。間に滝があるので、カモシカも私に恐れず、15メートルくらいのところで、ゆっくりと枯れ草を食べていた。30分くらい対面していた。こちらも飽きて、後ろの林のほうへ歩くとコガラ、エナガ、カヤクグリが出てくる。特に数羽のカヤクグリは、名のごとく、藪のなかをちょこまか動きなかなか撮影がうまくいかない。そのうち、地元の3人の小学生が、川の横の道を登ろうとしている。滑るので危険だろうと思えたが、彼らでも行けるのならば、私は、清里駅方面へ行く山道を行こうと勇気が出てきた。幸いにも、道に足跡が残っていて、安心した。しばらく足跡をたどって登っていくと、この足跡は、子供にしても小さいと思えてきた。そのうち、道ではない方向にも足跡がある。変だなと気付く。これは、人間ではなく、シカの足跡なんだと解る。もはや、戻るのも遠すぎるので、雪に埋もれながら、かすかに判断できる山道を進むことにした。頭上で餌を抱えたクマタカらしき猛禽類が、松の木から逃げて行くが、撮影どころではない状態だ。1時間ほど歩くと保育園の前に出てやっとほっとした。道に迷ったら大変なことになったと胸をなでおろす。
「すわっクマだあ」と思えた。
カモシカは、シカの種類ではなく、牛科に属している。この顔をみると牛そっくりだ。
カヤクグリ(名前の謂れが解る)
コガラ
アトリ