横浜市長選スタート

横浜市長選がスタートしたが、投票日は８月３０日で衆議院議員選挙と同日。しかし、市長選は１４日間ということで、二日早く公示となる。みょうな話だが、その結果、衆議院選挙予定候補は二日間ほとんど活動できないということになった。当初はマニフェストでも配ろうかとか色々考えたが、市長選妨害ととられるのは困るので、やむなくぺースダウン。
１１時に横浜西口で民主党推薦の林文子市長選候補の第一声街宣に参加。林候補の前に前座で少し演説させてもらった。本部からは菅直人代表代行が来て街宣車の上から演説。つづいて林候補が演説した。生まれて初めて政治の演説をするといって、女性議員にサンプル原稿などを要請していたが、どうしてどうして、堂々たる第一声でした。まあちょっと考えれば、自動車販売、スーパー経営などで、数え切れないほど朝礼演説などをしてきた人だから、レベルの高い演説ができるのは当然かもしれないが．．．営業生活の最初は緑区中山のホンダディーラーだったそうで、そのときの上司の訓話を聞くと、小生なども商社マン新人時代の苦労が思い出されてぐっと胸にきた。炎天下に背広に塩を吹くほど汗をかいて、セールスにまわるのだが、カタログを受け取ってくれるどころか、それを床にほおり投げられたり、ドアから室内に入れてももらえられなかったり、そんな大阪店時代の苦労を思い出した。変なはなしだが、けっこう小生などは苦労知らずの学者先生みたいにみられていて、戸別訪問などできないだろうなんて思うむきもあるが、実は何でもできるのだ。まあ、ほほえましい誤解と考えようか．．．
林さんが、中田市政との決別というか、チェンジをうったえられたのはよかったと思う。保育や教育、一般行政など市政サービスの悪化、イベントの失敗など、予想もしなかった市民の怒りのマグマが立ち上がってきている。ぜひ林さんには、「おもてなしの精神」「人を大事にする心」「女性の目線」で市政を立て直してほしい。区への思い切った分権、財政再建などずいぶんと踏み込んだ発言もあって、新しい市政を期待できるものだった。ぜひとも勝利して、市政を刷新してほしい。
公示そなえて機材の点検をしたり、車が動くかどうか、音声は正常にでるかをチェックしたが、案の定、何点か問題が見つかった。しかし、それより驚いたのは、急にパトカーが回ってきたこどだ。タイミングを考えれば、きっとだれかが通報しているのだろう。前回から、けっこうセキュリティ会社や正体不明の者が当方を監視するようになったと感じている。選挙もなんか陰湿になったと思うが、それはそれで脇を固めていこう。ボランティア希望の皆さんにも法令順守を徹底するように厳命してある。