ヤマハの“ヴェノーヴァ”というカジュアル楽器を買って吹き始めて
から約一ヶ月が経った。
リコーダーにソプラノサックスのマウスピースを付けた、サックスの
ような音色の楽器である。
最初は、音も出なかったが、マウスピースのくわえ方、息の使い方の
コツを掴んだら、今では何とか、楽譜を見ながら曲が吹けるようにな
った。
楽器に触ることは何十年ぶりだろうか、中学生の時に吹奏楽部に在籍
していて、サックスとかトランペットを吹きたかったのだが、当時は、
新一年生としては、比較的体格が良さそうに見えたのか、チューバな
るものを吹かされた。若い美人音楽教師だったので、思わず大きく首
を縦に振ってしまった苦い思い出がある。
だから、主旋律を吹く楽器には、ある種の憧れがあった。
件の“ヴェノーヴァ”が8月末に発売になることを知った7月末に先行予
約をして、発売日当日に届いて吹き始めてから一月あまりが経とうとし
ている。
この楽器、意外と難しい。何が難しいと言うと、音の出し方もそうであ
るが、穴の押さえ方が悪いとまともに音も出ないし、音色も変わる。
最初は、ソプラノサックスの第一人者のケニーGの曲を颯爽と吹けるかと
思ったが、テンポの速い曲は指が追いついて行かない難しさもある。
急ぐと穴をしっかり塞げないもどかしさもあって、まだまだ、練習不足を
痛感している。
ところが、無謀にも、いっそのこと、アルトサックスを買おうかと日夜妄想
を思い巡らせている今日この頃である。思案は続く。
から約一ヶ月が経った。
リコーダーにソプラノサックスのマウスピースを付けた、サックスの
ような音色の楽器である。
最初は、音も出なかったが、マウスピースのくわえ方、息の使い方の
コツを掴んだら、今では何とか、楽譜を見ながら曲が吹けるようにな
った。
楽器に触ることは何十年ぶりだろうか、中学生の時に吹奏楽部に在籍
していて、サックスとかトランペットを吹きたかったのだが、当時は、
新一年生としては、比較的体格が良さそうに見えたのか、チューバな
るものを吹かされた。若い美人音楽教師だったので、思わず大きく首
を縦に振ってしまった苦い思い出がある。
だから、主旋律を吹く楽器には、ある種の憧れがあった。
件の“ヴェノーヴァ”が8月末に発売になることを知った7月末に先行予
約をして、発売日当日に届いて吹き始めてから一月あまりが経とうとし
ている。
この楽器、意外と難しい。何が難しいと言うと、音の出し方もそうであ
るが、穴の押さえ方が悪いとまともに音も出ないし、音色も変わる。
最初は、ソプラノサックスの第一人者のケニーGの曲を颯爽と吹けるかと
思ったが、テンポの速い曲は指が追いついて行かない難しさもある。
急ぐと穴をしっかり塞げないもどかしさもあって、まだまだ、練習不足を
痛感している。
ところが、無謀にも、いっそのこと、アルトサックスを買おうかと日夜妄想
を思い巡らせている今日この頃である。思案は続く。