半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

憲法記念日

2013年05月03日 06時18分01秒 | 日記
今日は、あの政治団体の維新の会に言わせると国辱である日本国憲法が施行
された日から66年を迎える。
NHKの世論調査によると憲法改正に賛成する人が42%いるそうだ。改正し
たいと言う人の理由は時代が変わって対応できないかららしい。小生などは、
憲法などは、時代に関係なく不変のものだと思っているが。
やはり、マスメディアによる改正派の意見が声高に伝えられる影響だろうか。

この国の国民は、今の憲法の理念を本当に理解しているのだろうか。
日本国憲法の三要素を知っているのだろうか、例の「国民主権」、「基本的
人権の尊重」、「平和主義」のことであるが。根底には、憲法は、国民が権
力者に制限をかけるものであることを理解されているのだろうか。

自民党の改正憲法草案を見ると上記三要素の真逆の憲法を創ろうとしており、
王政復古も甚だしい代物であり、権力者が上から目線で、国民を縛る憲法に
なっている。

現憲法が、制定された、経緯はいろいろあるだろうが、あの自由な国アメリカ
が理想した憲法になっているだろうし、押し付けられたものだからと改正派は
常套句にしいるが、策定の過程には我が国も関わっているわけで、全く一歩的
なものではないはずだ。最も今となっては、当の米国が、この憲法について困
惑している面もあるのだろうが。
改正派は、米国の僕になり、先制攻撃ができるような軍隊を整備して、普通に
戦争ができる国をめざしているのだろうけれど。

小生は、今の憲法は素晴らしいものであると思うし、逆に三要素の理念が蔑ろ
になっており、それを当たり前のように傍観、甘受している、国民の中にある、
主権者ならざる態度が心配である。

そして、何よりも恐れることは、TPPに参加することにより、基本的人権など
は雲散霧消してしまうことである。

連休で、家族としばしの幸福感を味わうことも良いだろうが、憲法について、
家族で語れる家族が何軒あるのだろうか。皆無でないことを願うのみだ。



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